2020年6月14日日曜日

ROVAL NEW WHEELS

先日新型ホイールRAPIDE CLX&ALPINIST CLXの2種類がROVALから発表されました。ご存知の通り自社風洞実験施設を通じて開発されたこれらは現在主流となったディスクブレーキ用とすることで高次元な性能を引き出すことに成功しました。

RAPIDEはCLX50や64から更にエアロで軽いホイールを生み出す。ALPINISTはCLX32のような軽量でありながらエアロ性能に優れたホイールを生み出すことを考えて設計されています。

早速弊社代表でスペシャライズド契約アドバイザーでもある竹谷賢二が最新のエアロホイールRAPIDEの使用を開始!その性能と特性に触れております。 



「軽さ、挙動のつかみやすさ、上り返しでのケイデンスの上げやすさ、アップダウンでのスピードキープはRAPIDEの良さが際立つ。
反面スピードが乗りやすい直線ではCLX64が伸び、最高速度は1kph速い。
どちらが優れているか?ではなくコースの適正で何を求めるかにより、最適解を選びたいところ。

体重が軽い、巡航速度がそれほど速くない、横風が苦手なアスリートには間違いなくRAPIDEがオススメ」




「最新のホイール #ROVAL RAPIDE CLX をTARMACに装着しライド!後輪の存在感の無いほどの軽さ、前輪の安心感に繋がる確かな安定性、ダンシングの軽快さとスピードの素早い立ち上がりは、#ロードバイク の高級感と快適性をグレードアップしてくれること間違いなし。

トライアスロンでも良し、ロードレースでなくともメリットあるRAPIDE CLXは使い方もオールラウンドであり、乗り手も選ばない。もちろん軽さだけ、エアロだけ、値段だけ、をみればもっとピンポイントで優れたホイールはあるかもしれないが、どんなコース、どんなバイク、どんな乗り手にも勧められると言えばコレしかない!!」

ロードのTARMACに装着してテストしたインプレッションにおいてもRAPIDE CLXの優れた扱いやすさが伝わってきます。

SHIV DISCへ装着してエアロのベンチマークであるCLX64とRAPIDE CLXの履き比べた印象で述べていた横風に対しての安定性。TARMACに置いても感じられた軽さ。これらの理由として今回RAPIDE CLXは前後で異なるリムを採用しています。それは前後で求められることに違いがあることに着目した結果であるからです。

ハンドリングに影響するフロントホイールは既存のホイールよりも更に外幅を広げ安定性を高めています。リムハイトは低めに抑えて重量増を抑えるためにリムのビードフックがなんと中空に!

リアは横風の影響が少ないためリムハイトは高めの60mm。外幅もフロントより狭めています。風を受けて後方へスムーズに流す為の最適な形状と軽量性のバランスをとった中での作りとなり、前後でのエアロとして求められる特性を追求し、度重なる風洞実験とフィールドテストを繰り返した結果導き出されてものです。

内側のリム形状を見るとチューブレスでは?と思ってしまうところですが、それもそのはずチューブレスは開発段階でぎりぎりまで考えられていて、結果採用を見送られたそうです。

理由は開発の狙いとして軽量化を進める上でチューブレスに対応させるためには重量増が避けられず、狙いとする重量・性能を出すことが現在の技術では難しいと判断。また現状世界的にみてチューブレスの使用率がそこまで増えていないことからタイヤ・ホイールのシステムとしてチューブドでの設計にシフトしたそうです。

最初はRAPID AIRのような素晴らしいチューブレスタイヤもあるのになぜチューブドオンリーなのか?と思ったのが正直なところですが、システム全体として性能の最適化を図り、判断した結果というのはバイク全体の最適性能を考えているからこその解答であると言えます。そして触れたら思わず納得してしまう性能を体感させられます。

ロードでもトライアスロンでも、多くの方に扱いやすいROVALホイールをぜひチェックしてみてください!

新世代のエアロホイールを体感する