バイクと身体が触れている部分の足元を支えるのがシューズです。2020モデルとしてモデルチェンジを果たしたTOUCH1.0。固定方式がベルクロだった前作からBOAのクロージャーにチェンジ。この価格帯でBOAを採用していつモデルは少ないのでは?幅広いユーザーに合わせたナイロン複合素材のアウトソールはS-WORKSの様な瞬間的な反応・ペダルを踏みこんだ際のダイレクト感こそないものの、一定の出力でペダリングするにはちょうど良く仕上がっていてアッパー素材や裏地も足馴染みの良い素材を使用しているので長時間のライドやトレーニングでも快適です。もちろんスペシャライズド特許のBodyGeometoryソールは膝へのストレスを軽減する前足部の内反ウェッジサポートも備えています。
ラスト(足形)もトップモデルや上位モデルに比べてゆったりとした設計なので足幅の広い方にもおすすめです。カラーもエントリーモデルとしては珍しく4色展開。
色合わせの好みで選べるのはうれしいですね。私もイエローを愛用しています。室内で長時間になる時はS-WORKS7よりこちらを選んで履いています。汗をかいて素材が傷みやすい中でもタフに使いやすい価格帯であるのとソール剛性が高い上位モデルより適度な撓りがあるアウトソールを採用しているTOUCH1.0が足裏へのストレスが少ないというのが理由です。
1万円前後のシューズでは抜群によくできていると思いますので、ロードバイクに乗り始めたい方から乗り込んでいる方のセカンドシューズとしてもぜひ選択肢に入れていただきたいですね!
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