2016年4月14日木曜日

全体を見直す事の重要性②

「新しいバイクになってからポジションがどうもしっくりこない」とお悩みのサイクリスト。Body Geometry FIT with Retülを受けていただいてから調子よく乗れているとの事ですが、新しいバイクを購入されてから以前のデータに近い形で合わせてみたもののどうも違うということでご相談いただきました。


バイクを確認させていただくと前回と異なるサドルを使用されていたことで位置関係のズレが生じていました。サドルが変わればポジションは全体が変わってきます。


今回使用されるサドルを用いて再度調整し直すことでフィットした感覚を得られたようです。ハンドル・ステム側の調整はサドルとペダルの位置関係が整ってから行ないます。ここが決まっていないとリーチや高さを決めることはできません。




ペダルに荷重しやすいサドル位置を決めてからフィットステムを使ってリーチを決めていきます。角度や長さをリニアに調整が可能なので違いがとてもわかりやすくなります。
バイクや使用するパーツが変われば、ポジションは変わります。


サドルは自分に合うものを探して交換される方も多いですが、サドルの違いはポジションを決定する上では大きな違いとなってきます。


サドルに限ったことではありませんが、フィッティングは身体との接点となる部分やサイズが関わる物に関して自分に合った物を選ぶことにも繋がりますので結果的に余計な出費を抑えられると思いますよ。


ポジションに迷ったら適切なフィッティングを受けて客観的な判断を通じて全体を見直すことをおすすめします。