2015年6月24日水曜日

POWERサドルとサドル幅の選定

   トライアスロン用に開発された ”シテロ” をロードバイクシーンにも使用できるようにしたらより
   良いのではないのか?という問題定義から始まった "パワー" の開発。

   ロードレースシーンにおいて、速度を上げていくときや先頭を引かないといけない場合など
   前傾し低い姿勢を保ち続けないといけません。

   またトライアスロンでは、レースのカテゴリーにもよりますが、DHバーやエアロバーが使用
   できなかったり、ドラフティング禁止のレースもあります。そんなとき、より低い姿勢を保ち空気 
   抵抗を最小限にする必要があります。

   そのとき懸念されるのが、恥骨結合部を通る血管や神経の圧迫ならびに股間の圧迫です。
   どのサドルでもこの問題はついてまわりますが、長く圧迫され続けていると痺れや痛みが
   発生します。
   その痺れや痛みが発生している状態では、ペダリングはおろか、乗車することすら辛くなって
   しまいます。

 
   そんな場面により対応し開発されたサドルが ”パワー” です。
   男女兼用でロードレースやトライアスロン、MTBの様々なシーンでとても有効なサドルです。





前部はトライアスロン用に開発されたシテロのコンセプトを
取り入れ、従来のサドル長さから換算すると約30mm短く
深い前傾姿勢で長い時間でも快適に乗車できるように
設計されています。
後部はローミンとトゥーペの中間のカーブを持つMTB用に
開発されたフェノムの形状を元に開発されました。
 


 
   恥骨結合部の圧迫を逃がす、チャンネルと呼ばれる溝(穴)の形は新たに設計され着座面
   はフェノム同様ローフリクション(低摩擦)加工をしてあり、着座位置を前後に動かすときに
   摩擦が少なく動かしやすくなっています。逆にローフリクションな分ズレやすいのでは?と
   思われるかもしれませんが、着座位置が決まってしまえば動く(ズレる)ことは皆無です。

 
   実際にロードバイクとMTBで使用しましたが、特徴的な短い前端部に関しては全く違和感が
   ありません。低い姿勢で乗車し続けた場合でも圧迫感が少なく快適です。

   ロードバイクで使用したとき、特別斜度のきつい坂道でもなければ前端部に座ることも無い
   のでだいたい同じ場所に座り続けます。
   その場合、新設計の大きなチャンネルおかげで神経や血管、また短い前端部のおかげで
   股間の圧迫を避け、長い時間乗り続けていても痛みだすことが無く快適でした。
   また、低い姿勢でペダリングした場合も相応の圧迫はありますが、やはり新設計のチャンネル
   のおかげで長い時間低い姿勢で痛みを発することなく乗車することができました。

   MTBの場合、前後に着座位置を変えることがいろいろなシーンで出てきますが、ローフリク
   ション加工のため移動時にレーサーパンツが引っ掛かることはありません。
   また、キツい坂道の場合は前端部に座り、前輪の浮き上がりを防ぎ、ペダリングの効率を
   上げトラクションの抜けの防止等を行いますが、経験上、前端部に座れていない(座っている 
   つもり)場合が多々あります。そんなとき "パワー" は前端部が短いため、前端を意識しやすく
   着座位置を決めやすいと感じました。


   そんな、いいとこ尽くめ(と感じる?)のパワーですが、このサドルだけに限らず、坐骨結節幅
   に合った適切なサドル幅を選ばないとより良いものにはなりません。





← 143mm幅のパワーサドル



座骨結節幅によって選択する "サドル幅" も変わります!!!



 
← 155mm幅のパワーサドル




   そのため、”Ass-O-Meter”(アス・オー・メーター)と呼ばれるメジャーで坐骨結節の幅を
   計りその結果に伴ったサドル幅を選ぶことが大切です。
 
 
   ラウンジではフィッティングを行なうため、このメジャーを常備しております。
   是非、ラウンジスタッフにお声がけしていただきご活用していただけたらと思います。

 
   また、テスト用のサドルも多数取り揃えておりますので、是非ラウンジにお越しいただきこれら
   のサドルをテストしてみてください。

   TEST THE BEST !!!

2015年6月23日火曜日

臨時休館日のお知らせ

6月28日(日)はスタッフレース参戦のため臨時休館日とさせていただきます。
週末のフィッティングをご希望を多くいただいております中、1日分受付できる日を減らしてしまうのは大変心苦しい部分もあります。皆様には大変ご迷惑をおかけ致しますが、よろしくお願い致します。

レースは10月に東京の台場で開催されます日本トライアスロン選手権の東京都ブロック選考会です。東京都からは7名の出場枠が与えられます。

http://www.mspo.jp/watarase/

出場選手は東京都の登録者でプロ・大学生。自分と同じフルタイムワーカーのエイジグルーパーと多様な選手がエントリーしております。今年の目標としてきたレース。

昨年エンデュアライフの立ち上げから1ヶ月。11月から練習に取り組み、日々の生活・仕事の中から時間を作りつつ、年々高速化しているレースに求められるスイム。
自分が3種目の中で弱点となっていたランを中心に注力し準備を進めてまいりました。

ドラフティングレースの特性上、スイムでの出遅れが致命的となることは昨年出場した際にも痛感しております。フィニッシュタイムも2時間を切るタイムが日本選手権への切符を掴むためには必要とされます。

スイム:22:00
バイク:1:00(T1 ・T2 含む)
ラン:37:30

合計:1:59:30

上記で行けたとしても日本選手権に出ることができるか半々といったところ。
蓋を開けてみないとわからない部分もありますが、心技体、今ある能力をすべてぶつけてみたいと思います。



5月に横浜で開催されたWTSでスペインのハビエル・ゴメス選手も使用しているS-WORKS.VENGE。
自分もPOWERサドルを使用し3月にボディージオメトリーフィットを受けてショートのトライアスロンに最適化したポジションを出していただきました。高速走行に対応するためROVAL CLX60にTURBO COTTONタイヤを装着。機材も万全の準備が整っています。

最高の条件でレースができることに感謝し、全力を尽くします!

エンデュアライフ
ラウンジ・ディレクター
松田 航介




2015年6月21日日曜日

Body Geometry FIT with Retülの勧め

今週フィットを受けていただいた方から許可をいただきましたので一例をご紹介します。


主にヒルクライムやロングライドを楽しまれているHさん。ペダルへ力がうまく伝えられず、自分でポジションをいろいろ試してもしっくりこないというお悩みでした。長距離で肩が凝る。膝の痛みでライドに支障が出ることもあったそうです。膝の痛みの対処としてネットで調べてクリートウェッジを使用してご自身で対応されておりましたが、それも適切かどうか知りたいとのことでした。


コアの強さはまずまずですが、上体の柔軟性に制約がありました。脚長差を除けば左右差は少ない印象です。脚長差に対応するためクリートのセッティングを見直します。影響の可否を判断するためにクリートウェッジは一旦外しました。MUVEを使って低めで後ろに位置していたサドルを調整し、ペダルに荷重しやすい位置にセット。高さも10mm上がり、「脚の上がり方が変わった!」とのこと。




RETULで測定した膝の動きですが、上が調整前です。上側の棒が膨らんでいるのは膝の動きに左右のブレがあるということです。ポジションを調整し、姿勢やペダリングのアドバイスも交えて、姿勢と脚の動きを意識していただくと下のように膝の軌道が安定してきました。ハンドルポジションも柔軟性に合わせて高くしていて20mm程高くなっているにも関わらず姿勢は低く維持できるように。リーチも適正化することで肩に感じていた負担感も大幅に軽減されました。



このように必ずしもハンドルが低ければ低い姿勢が取れるわけではないことがわかります。
その方にとって最適な高さで乗ることが重要です。今回はハンドルが高くなったけれども姿勢は低くできたケース。Body Geometry FITでは柔軟性や支えの強さなどその方の身体の状態からポジションを提案していきます。

支えきれないもしくは伏せられない方が無理に低いハンドルポジションを取ると、その姿勢が維持できず、ハンドルを押して上体を起こしてしまうことがあります。逆に柔軟性が高く、支えも十分な場合に高すぎるハンドルポジションもペダルへの荷重を減少させ、パワーロスを引き起こします。

その方にとって最適な状態を作る必要があるということです。

足元のクリートウェッジ・カント調整は度合いを減らしましたが、結果として膝のブレは減少し、動きは良くなっています。闇雲にシムを噛ませて補正をするのではなく、適正を見極めることも大切と考えています。本人の負担感も減少していることが感覚+視覚的にも理解できる結果となりました。


フィットが終わった後に「ペダリングも改善され、負担感も減少しました。まさかステムが長くなって楽になるとは思わなかった」との感想をいただいております。

自分の動き、個々の柔軟性・可動域に合わせて機材を最適化することでより良く乗れる可能性があります。ライドに悩みを持たれている方、一度ご相談ください。フィットとライドに関するアドバイス。時間が取れる場合は、厚木のライド環境の良さを活かした実走でのフィットチェック&簡易レクチャーも実施しております。

ご予約やフィット可能日のご確認はこちら→http://endurelife.co.jp/form.html


2015年6月20日土曜日

SMITHジャパンフィットアイウェア

エンデュアライフでおすすめしておりますSMITHのアイウェア。
バイクやランで使用しやすいスポーツモデルでオリジナルカラーを用意しています。
SMITHスポーツモデルはジャパンフィットを採用しています。
ノーズパーツは調整可能なタイプを採用しておりますので、
多くの方に合わせやすい形となっています。


スポーツモデルのベンチマーク。REACTER MK2。
上がWhite Camo。下がImpossibly Black。
いずれも通常展開のカラーバージョンから細部を変更し、
エンデュアライフオリジナルモデルとなっております。
両カラーともに調光レンズを採用しております。



MK2よりも緩めのフレームカーブを採用したSwing.
The Camoのカラー



私、松田はこのSwingのフィットがちょうど良く、メインで使用しております。
顔の形によってフレームカーブをチョイスしていただくと良いでしょう。
よりカチッとした感じが好みでしたらMK2。
少しゆったりとしたフィットが好みでしたらSwingがおすすめです。
レンズは偏向レンズと曇天時に最適なignitorレンズが付属します。

価格はMK2:20,600円・Swing:21,600円となっております。



ラウンジにてSMITHの展示サンプルもございます。SMITHのジャパンフィットアイウェアの高いフィット感をぜひお試しください!





2015年6月18日木曜日

ライド!SUP!!SPA!!!レポート

6月14日に江ノ島にバイクでアクセス。海へ入ってSUP(スタンドアップパドル)体験。その後エノスパでリラックス~。その後ライドで戻るというイベントを開催致しました。「バイクにも活きるアクティビティー」としてSUPをしてみてからバイクに乗ってみると違った発見があるはず。富士ヒルクライムや五島トライアスロンなど他のイベントが盛り沢山なシーズン真っ盛りですが、SUPを楽しみに8名の方にお集まりいただきました。



集合は厚木ラウンジ。6月1日に道路交通法の改正もあり、諸注意事項の確認をして出発します。
出発前に記念撮影です。




いざ出発!安全に注意してライドのペースはゆっくりと。


江ノ島にはゆるゆると向かいます。(いつもハードなイメージが付いているらしく、ゆっくりペースに驚きの声も。。。笑)

到着後はエノスパにバイクを置いて、準備して浜へ向かいます。SUPのインストラクターがスタンバイしてくれています。

ボードを運んで準備します。既に楽しそう!?


入水前にインストラクターから安全対策レクチャーを受けます。アウトドアスポーツはリスクを伴います。万一があってはならないので、装具の確認。波に対しての自分の位置。ボードやパドルの扱い方などを教えていただきます。


二人一組となって海に入ります。交代しながら実践。




最初は恐る恐る?な状態ですね。
ボードの上でバランスを取るのにも意外と細かな筋肉を動員しているものです。
終わったときに独特の疲労感を感じた方もいらっしゃいましたね。



しかし流石はアスリートな皆様は、2回くらい体験すると、四苦八苦ながらもうまく乗りこなしておりました。左右に前後に、うまくバランスを取りながらパドルを扱うことで体幹が鍛えられます。
不安定な中で自分の身体をうまく使う感覚は身体のセンサーを鋭くしてくれますね。




どうやったらうまく進むのか?ボードをコントロールするには?
パドルをどの方向に操作するかで挙動が変わります。私も先月に体験していましたが、最初は細かなコントロールができずに実はちょっと苦労しました笑




慣れてきたら沖にも出てみたり、ボードの上でスタンスを変えてみたりと、より難しいチャレンジも。


少人数だったので、時間内でより多くの回数を体験していただくことができました。
回数を重ねるごとに皆様のパドル捌き、ボードのコントロールは上達していきます。


上陸!お疲れ様でした!


最後にトライアスリートらしく、OWSで〆


「お腹すいたー!」なんて声も出てきたところでエノスパに戻りましてランチへ。
そこで出てきた数々の豪華な料理に舌鼓。






ランチの後はSPAでリラックス♪SPA内は撮影禁止なのでお見せできませんが、悪しからず。見たい方はぜひエノスパへ!きれいな施設とおもてなしが最高ですよ~

リラックスした後はSUPの感覚を忘れないうちにライドで厚木のラウンジへ戻ります。
私自身も感じましたが、皆さんの乗車安定感とペダリングがSUPをやる前より良くなっていましたね。左右の力の調整やバランス感覚がイメージしやすくなったことで、確実にバイクに乗ることにも良い影響が生まれていました。

今回は普段とは違った趣のイベントでしたが、ライドに繋がる・活きるアクティビティーとして楽しんでいただけましたでしょうか?ご参加いただきました皆様ありがとうございました!今後もこうした企画を継続していきたいと思いますので、次回のご参加もお待ちしております。



Body Geometry FIT with Retülの勧め


先日ラウンジでフィットを受けていただいた方で許可をいただきましたのでご紹介させていただきます。左がビフォー。右がアフターです。動画は途中からビフォー・アフターで切り替わります。






3時間でマラソンを走るフィジカルの高い方で、トライアスリートの特徴とも言える前荷重気味であること以外は全身柔軟性も高く、ポジション自由度の高いのですが、股関節のスムーズな可動域に差がありそこは考慮すべきポイントでした。

骨盤を前傾過多なフォームをとっていることもあり、股関節可動域が下を向いてしまい、上死点の通過がスムーズにならず踏み込みが遅れ、下死点でも踏み込んでいる負担もありました。
またハンドルに腕肩のみならず胸背中の荷重がかかり、結果的にペダルに掛る力が減少しておりました。

フォームの改善ポイントをアドバイスしつつ、RETULで動きの変化を観察、サドルポジションはバイクキャンプのパーソナルアドバイスもしていたので数mmの微調整のみ。骨盤の倒れこみとペダリングへの影響を見極めつつ、背骨と頭のラインを柔軟性に合わせて尊重できるように、ハンドル&バーをステムで下げていき、調整可能部の前後リーチと角度を調整。

結果、仕上がりとしては負担の分散とペダリングのスムーズさと力感向上に満足を得ていただきました。

終わってからこんな感想もいただいております。↓

「本日は、有意義な時間を過ごすことができました。
ありがとうございました。TKさんのお話は、論理的、実利的、体験済なのでたいへんわかりやすいです。柔軟に合わせて教えてくれるので、理解しやすい。あとは、練習あるのみ。ランニングの話も非常に参考になりました。」

エンデュアライフでは確立されたメソッド、ツール、アドバイスを用いて、乗り手と二人三脚でよりよいフィットを構築していきます。バイクの合わせや乗り方など悩まれている方、ぜひ一度ご相談ください!

フィットのご予約・お問い合わせはこちらから→http://endurelife.co.jp/form.html

2015年6月17日水曜日

やっと…入荷しました!


お待たせしておりましたPOWER EXPERTサドルが入荷してきました。
今回は143mmと155mmのみ。こちらはほぼご注文いただいた分となりまして、残りの在庫は僅かとなっておりますので、気になっている方はお早めにご来館ください。

ご注文いただいた方には順次ご連絡させていただきます。

2015年6月14日日曜日

本日のイベントについて

本日予定通り進行致します。
雨模様ですので対策ができる方は
軽い雨装備をご持参ください。

2015年6月13日土曜日

臨時休館のお知らせ

明日6/14日はイベント開催に伴い、休館とさせていただきます。皆様には大変ご不便とご迷惑をおかけ致しますが、何卒ご理解賜りますようお願い申し上げます。


2015年6月12日金曜日

梅雨の今だから・・・

梅雨のシーズンになりましたが自転車に乗れていますか?
これから約一ヶ月間は雨が降ったり止んだり。自転車に乗る機会も少なくなることと思われます。

ですので、そんな自転車に乗れない時期に、梅雨明け後の夏に向けて、身の周りの自転車装備をもう一度見直してみるのはいかがでしょうか?

ヘルメット、シューズ、グローブなど、店頭在庫品全てではありませんが、13日より6月末まで特別価格で提供いたします。(詳しくは店頭にて!)





また、この7月から価格改定があり、大変心苦しいのですが、各用品が値上がりいたします。ですので、この機会お見逃しなくお買い求めいただけたらと思います。







是非一度ラウンジまで足をお運びください。欲しい品物があるかも知れません!!!
お待ちしております。