2016年11月30日水曜日

スペシャライズド・ラウンジについて

弊社が運営する「スペシャライズド・ラウンジ」は、スペシャライズド・ジャパン社屋1Fに所在しておりますが、
メーカー直営店とは異なる一店舗となります。また、スペシャライズド・ジャパンの窓口も別になりますのでお問い合わせ先も異なります。

ラウンジではBody Geometry FIT with Retülのバイクフィッティングサービスを始め、バイクのパーソナルトレーニング及びグループ単位のセッション、各種ライドイベントを実施しております。最新スペシャライズドバイクの展示・試乗(要問い合わせにて)ご案内に加え、
エンデュアライフオリジナルアイテムを始めとしたSPECIALIZED/HUUB/NEWTON/POLAR/SMITH/POWERbreathe/AquaSphere
各ブランドセレクトアイテムの販売を行なっております。

弊社ではバイクの組み立て・販売は行っておりません。購入にはお近くの販売店様をご紹介させていただいております。

※バイクの組み付けやメンテナンスに関するお問い合わせは、お近くの販売店様へご相談ください。スペシャライズド製品の仕様や技術的な質問に関するお問い合わせは、スペシャライズド・ジャパンお問い合わせ窓口までお願いいたします。

ご来館あるいはお電話・メールでのお問い合わせの際には
上記の点をご確認いただけますと幸いです。

皆様のご来館を心よりお待ちしております。


~痒いところに手が届く~


9070や6870等のシマノDi2に使用されているジャンクションAというパーツは通常台座をゴムのバンドに引っ掛けて装着しているかと思います。スペシャライズドのS-WORKS SLステムをお使いの方ででしたら台座をダイレクトマウントできる便利な小物が販売されています。


直接性能に関わる物ではありませんが、最後の仕上げが綺麗に成りますのでフィッティングの際におすすめしております。痒いところに手が届く。正にそんな小物です。少量だけご用意しておりますのでお求めの方はお問い合わせくださいね。

2016年11月27日日曜日

ニュートンランニングシューズ



走る時には自然な重心移動の結果として足の前足部側に接地が移り、地面を押して移動していきます。その自然な動作を導いてくれるのがニュートンのランニングシューズです。
前足部にある突起(アクチュエーター・ラグ)が目立ちますが、履いて走ってみるととても自然に走ることができます。

シューズは実際に足を通してみないとわからない部分もありますので、ラウンジではサイズのご相談も承ります。これ以外のカラーやモデルもメーカー在庫があればお取り寄せも可能です。お気軽にお越しくださいね。



MEN'S DISTANCE Ⅳ
在庫サイズ:25 25.5 27.5 28.5


MEN'S GRAVITAS Ⅳ
在庫サイズ: 27.5 28


WOMEN'S GRAVITAS Ⅳ
在庫サイズ:23 23.5 24 24.5



※年末特典として店頭在庫分をご購入頂いた方へ、弊社オリジナルグッズをプレゼントさせていただきます!詳しくはお問い合わせくださいね!



2016年11月26日土曜日

五島に向けて

IMマレーシアが終わり、次のチャレンジ・来シーズンの目標について考えていましたが、2017年6月11日に長崎県五島列島福江島で開催される五島長崎国際トライアスロン大会(バラモンキング)を次なる目標として設定したいと思います。



IMと同じ距離であるAタイプ。ITUのロングディスタンスに近い(スイムが短めなので一般的にはミドルに近い)距離設定で行われるBタイプ。今回はBタイプへのエントリーを考えています。

理由としては現在の能力でIMのレースをしっかり組み立てられる力が備わっていないこと。ショートにおいてもエリートレースではまだ力不足であることはこの2年の取り組みから明らかです。そこで同じ失敗を繰り返すことで苦手意識を強くしてしまうよりは、異なるアプローチで自分を向上させるモチベーションを得られるやり方もあるのではないかと。それには五島のBタイプが200日弱の準備期間で向上させられる伸びしろとレースプロファイルと自分の能力がマッチしやすいのではないかと考えた結果です。IMにチャレンジしてみたことで、準備からレースまでのプロセスを納得できるものにしたいという思いが強くなりました。

ミドルくらいまでの距離であればショートディスタンスのエリートでは遅いスイムでもIMでは遅い方ではなくなるものの、バイク・ランの比率が多いIMではメリットが少ない。ミドルであれば上位の方でレースを展開できる可能性が高まりますし、時間耐性もIM程は必要とされません。IMでペースダウンした5時間半~6時間の辺りはまだレースの半分といったところですが、ミドルではレース終盤となるため、後半崩れてしまうリスクも軽減できるのではないかと考えています。

http://gototri.com/wp-content/uploads/2016/06/2016result-B.pdf

↑昨年のリザルトから見てみると上位の選手は総合6時間を切ってくるタイム。
今の自分には難しいかもしれませんが、200日近い時間をどう過ごすかで現状と上位選手との差を埋める可能性が見えてきます。

仕事でも現職になりメカニックからバイクフィッターを主とする形に変わってから自分の能力を活かせる形を発見できたように、競技においても自分の適性があるところを見つけて全力を尽くすことができるようにしたい。そこで培った能力と経験がきっと日本トライアスロン選手権やIMへの再チャレンジに活かすためのステップになるはず。

「これなら自分が一番になれる!」そう思えたからこそ、弊社代表竹谷賢二は当時働きながらMTBXCOで日本チャンピオンになり、オリンピックに行くことができた。もちろんその裏には言動一致となる膨大な努力と取り組みの結果であることは言うまでもありませんが。自分にはこれならできる!という部分を今回のチャレンジで一つでも導き出したい。

まずは12月1日に無事エントリーできるかが第一関門。
合わせて目標とトレーニング計画も組み立てて行きたいと思います。


2016年11月25日金曜日

バイクコントロールを身につける!基礎からのMTB体験in幕張



2017年の年明け第一弾!MTB体験イベントを1月9日に開催致します。
本日より参加お申込みを開始致します。

都内からのアクセスも便利な幕張MTB専用コースで集中して練習し、走る曲がる止まるを路面に全身を合わせて動かして、コントロールを身につけましょう。
マイバイクで参加するもよし!これを機会にスペシャライズドの高性能なMTBを体験するもよし!MTBライダーだけでなく、ロードやトライアスリートも是非どうぞ!

ご友人、お仲間とお誘い合わせの上、お申込みくださいね。
もちろん単独参加も大歓迎です!「興味はあるけど、やる機会がないから~」という方にもぜひ体験していただきたいです。

皆様のご参加をお待ちしております!!


お申込みはこちらから→http://ptix.co/2fXK7tH

年末の時期にフィッティングはいかがですか?

12月に入ると多くの方が来シーズンに向けた準備を考える時期になってきますね。自分自身も来季の目標を決めて取り組もうと考えています。

日頃のご愛願に感謝致しまして、12月にBody Geometry FIT with Retülをご予約頂いた方とご友人を紹介していただいた方へスペシャライズドのオリジナルサコッシュをプレゼントさせていただきます!(フォローフィット、や計測のみは除く)数に限りがございますのでお早めにお問い合わせくださいね!



シーズン中にはポジションを変えるのが不安という方も次のシーズンまで時間がある今の時期にフィッティングを受けて一度自分の状態を見直してみませんか?ペダリングやフォーム等も合わせて見ていくことで新たな上達のヒントが掴めると思いますよ!

新たなサイクリスト・アスリートの皆様とお会い出来ますことを、楽しみにしております。






2016年11月23日水曜日

IMマレーシアへの取り組みを終えて

今回IMに向けて取り組みはレースレポートでも書きましたが、準備の大切さ=生活の基本的な部分から構築していく重要性を強く実感しました。これは事前の取り組みとレースの内容・結果から学べたことです。



レースのスタート前に立つ時点でパフォーマンスは9割方決まっていると言われる事がありますが、本当にその通りだなと思いましたし、トライアスロンは(特にロングは)準備も含めて形作られる。そういった意味で言えば、取り組みの濃さ・深さが出せなかったところ=達成感の薄さなのだろう。
雑な言い方ですが達成感を得るためにも次は「やるならしっかりやりたい」そう感じています。


IMに出たいと思ったきっかけは数年前。「30になったらアイアンマンに出てみたい」と浮かんだ思いから始まったことです。しかし20代の頃は仕事で長期の休みが難しかったり、金銭面で大きな負担であったりすることからいつかは~という程度でした。今の仕事になる前も顧客のIMに取り組むアスリートから「IMは出ないの?」と仕切りに言われましたが、内心そんな金銭的余裕はないよ…って思っていました。毎年1レースだったとしてもレース参加費、遠征費、機材等かかるお金は安いものではありません。

トライアスロンに携わる以上、起源でもあるIMにチャレンジしたいという思いは密かに抱きつつ、エンデュアライフに転職して今まで以上にIMアスリートな方々と接する機会が多くなりました。事を提供する側としてもやったことがない事を自信を持ってアドバイスをするというのは難しいし、受け手側にも響きにくい。フィッティングやセッションにとっても良い機会であるし、会社公認で参加を後押ししてもらえたのはとても大きかった。お陰様で念願が叶った形となったわけです。



準備や生活コントロール力の他にもう一つ得られた教訓があります。
物事を知識として知っているだけなのか、その知識を基に実践してみて得た自分の中に落とし込んだ経験から言える提供側としてのアドバイスができるのかということ。これらの意味は大きく異なります。そして知識を実践した経験として昇華し、自分自身が言動一致でいられるかどうか。

言動一致。言葉にするとたった4つの文字ですがこの言葉が持つ力はとても力強く、言動一致の人が放つ言葉や行動には説得力と自信に満ちた格好良さがあります。言動一致であるために有言実行であることも同じく重要視する部分です。今回のチャレンジでも目標を公言し、それに向かって集中して取り組むという姿勢を作っていくようにとTKよりアドバイスを受けました。

有言実行のスタイルは言葉にして公言することで、目標を鮮明にイメージしやすくなります。あと、言ったからにはやらないと。という抑止力も働きます。最初は「自分にできるのかな?言ったけどできなかったらどうしよう?」といった感情も出てきます。有言実行していき、その姿が言動一致している人が身近にいるので、自分もそうしなければとプレッシャーに思うこともありました。しかし失敗することを恐れるあまり、やらないことを選択すればそれはそれで良いのかもしれません。でもそれでは得られるものも少ない。

IMマレーシアの結果を見れば成功したとは言えないですが、失敗を恐れず有言実行にトライさせてもらえたことで得られた経験は得難いものです。

まだ決め兼ねていますが近いうちに次のチャレンジを決めて、再度有言実行にトライし言動一致であることを目指したい。

2016年11月20日日曜日

IMマレーシアレースレポート③

レース当日は4時起床。前日は22時半くらいに眠った。10月から生活リズムを朝決まった時間に起きるように改善してきた成果ですんなり起きることができた。


前日の内にボディーナンバーを付けておき、朝食を食べたらツアーバスでスイム会場へ。
到着したらタイヤの空気圧と補給のドリンク類をバイクへセット。前日の預託でランバックへソックスを入れるのを忘れたことに気がついて、バイクにソックスを置いておくことに。普段レースではソックスを履くのはランから(ショートでは着用しない)ですが、ランでソックスがないのは擦れなどのリスクが増大してしまうのでバイクから履いていくことに。


ウォーミングアップはなし。パワーブリーズを20回3セットを普段より2メモリ減らして実施するだけです。周りを見るとアップをする人、しない人の数は半々くらいといった感じでしょうか。トイレに並ぶ人が多かったです。計測チップや忘れ物をチェックしたらスイムスキンを着用してスタート地点へ。

10分弱スイムでアップをしたらスイム申告タイムの列に並びます。ここでは迷わず1時間15分以下のグループへ。プロが一斉スタートで泳ぎ始めた後にエイジグループの選手が3列で2人ずつ位で合図とともにゲートからスタートする方式であるローリングスタート。

バトルなど接触も最小限になるのでスイム事故やパニックによるリタイヤなどを減らせる良い方法だと思います。20番目くらいにスタート。スイムは三角形の様に設置されたブイに沿って1900mを2周。



できるだけブイの近くにコース取りして、4呼吸に1回のリズムでヘッドアップを入れながら淡々と。がんばらなくても先は長いし、スイムは力まないほうが長い距離は結果的に速く泳げる様に思います。トレーニングでも長めのサークルで100mを繰り返し泳いでタイムを安定させることを中心に行なっていたのでトレーニングのイメージを思い返しながら。


1周目の後半にクラゲに触れたような痺れを右腕に感じました。事前にクラゲよけの日焼け止めを塗っておいたのに!とも思いましたが、まだまだ序盤。いちいち気にもしていられません。リズムを崩さずに2周目に入ります。2周目は1度浜へ上陸してからもう一度海へ入る形です。

2周目は特筆すべきこともなく、長くも短くも感じないくらいでスイムアップ。
タイムは1:03:25。手元のコンピューターでうまく記録できていなかったので1:10はかかっていないだろうというくらいの感覚でした。



バイクは90kmを2周回するコース。最初とコース中盤にきつい上りがある以外は平地が中心の高速コースでした。交通規制が完全ではないので横には車やオートバイがバンバン走って来ます。
中には応援してくれる人も。



トランジッションでアームカバーとグローブを付けてスタート。T1のタイムは6分程度。パワーメーターを走りながら校正したからかパワー値が低く出ている感じ。走り出してすぐに止まるのも嫌なのでそのまま行くことに。

前半はすぐに上りもあるので、抑えめで入る。最初の上りを下って直線に入ってから少しずつペースを上げる。追い風もあって力をかけなくても勝手に37kmくらいは出る感じ。




試練は後半に。2周目に入って程なく120kmを過ぎた辺りからドリンクを受け付けなくなり、胃が張ってしまいエネルギーも受け付けない。一気にペースダウン。後ろから走ってきたバイクにガンガン抜かれて行く。走りながらどうにかならないか考えながら、伏せるときついので少し身体を起こして補給を一切取らずに走ることに。20km位走った150km過ぎから徐々にお腹の張りが軽減して再び走れるように。





脚の疲労はほとんどなく、アップストロークとペダル上側の10cmの引っかかりとチェーンテンションを意識しながら走ることで自然とスピードに乗せられました。




こちらは心拍とスピードのグラフ。自分としてはかなり抑えて走っていたつもりでしたが、心拍はかなり高め。気候やアドレナリンが出て高めになる部分とトレーニングへの適応が低く、エネルギーの代謝効率が下がっていて高めに出ている部分もあるかもしれない。バイクの平均心拍は162bpm標準パワーは124W(校正に失敗して低めに出ていた模様)アベレージスピードは28.5km。3時間くらいまでは目標の30kmアベレージ以上で進んでいたので後半のペースダウンが大きく響いてしまった。

バイクフィニッシュタイムは6:21.38。前半順調だっただけに悔やまれる結果に。



ランは空港のとなりをフィニッシュであるメリタスリゾートビーチに向かって2周半の42.195km。T1と同じく6分くらいのタイムでT2を出る。走り出しは快調。目標のキロ6分を上回るペースで。エイドでは止まってドリンクを受け取る。水とスポーツドリンクを飲んだら吸収できずまたお腹が張って来てしまった。放熱のために水をかけながら走るも徐々に脚が止まり始める。10km過ぎた辺りからスローダウンして歩いたり、また走ったり…





すると熱帯特有の猛烈なスコール!びちゃびちゃで前も見えない位。アイウェアが無ければ目が開けられない位の降り。ランではアイウェアを取り替えて調光レンズをつけたSMITH MKⅡを使用したので視界が遮られることはなくて良かったです。スコールで少し暑さが和らいだおかげか、少しだけ補給を受け付けるようになり、手持ちのジェルを摂取。



15kmから30kmの中盤が一番精神的にきつく、止まることはなかったものの走ることはままならずな状態。思考を切り替え、進んでいれば着くからと思いながら歩を進めます。脱水やハンガーノックではないが、脚が動かない。ただ走れば良い。そんな簡単なことができないのかと今は思いますがこの時はどうしようもありませんでした。

30kmを過ぎてから日が落ちて暗くなり、このままではまずいと焦りを感じて少し走ってみる。するとなぜかわりと良いペースで走れるが続かない。やり方を変えて、コース上に目標を設定しパイロンや前をゆく人までがんばり、一旦歩いてもう一度次の目標まで走るを繰り返す。そうするとそこそこ走れることに気がついた。35kmを過ぎてから再びペースアップ。勝手に動かないと思っていただけで、身体はまだ限界に達していなかった。


フィニッシュのカーペットに脚を踏み入れたら両脇から歓喜の声援を受け、ようやく辿り着いたのだ!と安堵の気持ちと同時になぜ15km過ぎから走る脚を止めてしまったのだろう?そんな複雑な気持ちが入り混じりながらフィニッシュテープを切った。ランタイムは5:53.35。今思いかえせばちゃんと走れたんじゃないか?と思ってしまうところ。しかし、この時はこれが精一杯だった。


フィニッシュタイムは13:31.35。11時間前後の目標から遅れること2時間半。長い1日が終わりました。初IMチャレンジとして何があっても完走するという最低目標は達成したので半分は良し。





しかしながら、ただ完走するということにはあまり感慨が湧かないのも事実。(もちろん納得いかないからと言って途中でレースを投げてしまうことはしたくなかった)もう半分はレース前からの取り組みと、レース当日に自分が決めた目標に対してどれだけしっかり取り組めたか?それが充分ではなかった今回の達成度は50%。トライアスロンを始めて日が浅い方なら、チャレンジすること自体に価値を感じるでしょうし、完走することにも達成感を得られることは間違いないと思います。自分の場合はせっかくこうしたチャンスがあるならしっかり取り組むことの中に楽しみや充実感を見出せると感じています。

IMに出ている皆さんも同じ様に仕事をしながら生活の中で捻出してトレーニングをしていることには変わりないので、そうするためにもレースに取り組むために日々の生活を整えるという根幹の再構築は今後にとっても重要な課題となりました。コンディショニングという言葉がありますが、ストレッチとかマッサージや鍼を用いて身体のメンテナンスを行うというイメージがあります。それらが重要なことには変わりありませんが、コンディショニングの中の一部でしかありません。包括的に捉えれば睡眠・食事・トレーニング・仕事など、生活全般を整えて行くことになります。それによって内分泌系も含めた代謝を高め、心身共に充実した状態を作っていくことです。

トレーニングも一要素で、質の高いトレーニングが必要なことは言うまでもありません。7月にチャレンジを決めてからトレーニングの基盤である生活のコントロールがうまく行かなかった。これでは心身共にトレーニングに向かう状態ではなくなります。結果として良い準備ができなくなります。

10月に入ってからトレーニング時間を増やし、下がってしまった恒常性を運動へ適応させる最低限の準備で11月の遠征に向かいました。アイアンマンを始めとしたロングディスタンスでは積み重ねた土台の大きさでパフォーマンスが決まる部分もあり、良くも悪くも誤魔化しは効かないものです。「生活コントロール力」これは造語ですが、今回アイアンマンレースに参戦した事で何に置いてもまずこれが大事だと実感できました。

レースを実りあるものにするためにも準備の段階で生活という基本的な部分から進めていくことで初めて高いパフォーマンスを発揮できる。

言うは易し。知っているだけでは身に付いているとは言えないので、この経験を日々の生活に落とし込んで次のレース、チャレンジに向かいたいと思います。

ラウンジの長期間に渡るお休みを頂きまして、皆様にはご迷惑をおかけ致しました。最後になりましたが、今回のチャレンジを応援していただいたTK代表。スペシャライズドジャパン平澤さん。バイクを組み上げて整備していただいた榎本メカニック。Body Geometry FIT with Retülでバイクフィッティングを行なっていただいたSBCU佐藤さん。多くのサポートを頂き本当にありがとうございました!

そして応援いただいた全ての皆様にも御礼申し上げます。
これから次の目標を設定して次のステップへ進んでいきます。

2016年11月18日金曜日

IMマレーシアレースレポート②



IMマレーシアへの準備も充分?とは言えない状態でもレースは待ってくれません。11月に入ったら数日ですぐに出発です。出発当日の第一関門は成田での手荷物受諾でした。今回フライトはマレーシア航空。以前は事前情報で自転車の荷物規定が変わり、大きさも指定されるかも知れないと聞いてツアー会社と航空会社に問い合わせて見ると、どうやら大丈夫のようなので予定通りシーコンのトラベルバックにバイクを梱包。

マレーシア航空では大きさは問われませんでしたが、重さに規定があります(30Kgまで無料)国際線では航空会社によって自転車の運搬にケースの大きさが規定されている場合が多いので事前の確認が重要ですね。

もう一つ危惧していたDi2のバッテリーもところによっては注意を受ける事があるそうです。ビルドインバッテリーでも取り外さなければならなくなる事も予想されるのでバイクの扱いに不慣れな方は要注意なところかもしれません。取り外さなくてOKでもジャンクションからバッテリーにつながるコードは抜いておいた方が無難です。

通常シーコンのケースはバイクの組み付けをほとんど崩さずに収納できるのがメリットですが、海外のカーゴは手荒に扱われる覚悟で臨んだ方が良いのでDHバー、リアメカなど出っ張る部品は取り外し、ダンボールや緩衝材を丁寧に詰めておきました。



梱包と準備は完璧。しかし、成田で出発当日に…重さ30kgだから大丈夫だろうと油断していました。海外遠征が初ということもあり、あれもこれも必要だろうと詰めてきたら重量計測で40Kgと大幅オーバー。高額な超過料金を払うのは辛いので、必要な物をできるだけ手荷物へ移し、無くても困らないような物は置いていくことに。結果3Kgオーバーまでは抑えることができましたが、それ以上は難しく泣く泣く超過料金を払うことに。。。持っていく荷物をシーコンに30Kgギリギリまで入れて、機内持ち込み手荷物にトランジッションバック等大きいリュックに分散して行くような荷物の配分も工夫する必要がありますね。超過料金という授業料で勉強させてもらいました。

空港へはかなり時間に余裕を持って到着していたので良かったですがチェックインでバタバタしても搭乗が間に合いましたが、ギリギリだったら危なかったかもしれません。


ランカウイに到着し、ツアーガイドが空港で迎えてくれ、バイクと荷物をピストン輸送してくれます。
この辺りも一人で行くと慣れない土地では気を遣う部分なので非常に助かりました。ツアーに参加した人の中にはその日にバイクが届かず、翌日の便で到着する形になった方もいて海外レースではこういった不測の事態も起こります。私の分は大丈夫でしたが、レースからの帰りの便では成田にバイクが届きませんでした。(翌日到着して空港から送ってもらいました)レースに向かうまでも一筋縄では行かないですね。


現地での食事はレースまでの間はホテルが中心。ローカルフードも食べましたが、慣れない味付けだと体調を崩す原因にもなりかねないので最小限に留め、パスタなど日本でも食べられるような物にしておきました。レースが終わってからは屋台へ現地の食を楽しみに行きました。

ランカウイは免税の島らしくお酒等も安いです。お酒好きな人には堪らないでしょう。(私は飲まないのであまり関係ありませんが)


翌日バイクを組み立てて午前中にトラブルがないかチェック。輸送によるダメージがないか確認。事前に予想していたよりも路面は良くて走りやすかったです。レース用に交換したTURBO COTTONタイヤがすごくしなやかなのでそれも大きかったです。他の方に話を聞くと路面がガタガタしていて走りにくいと言っていたのでタイヤの性能や空気圧の設定も関係してくるかもしれません。

TURBO COTTONはオープンチューブラー(クリンチャー)タイヤなので24Cで通常7~7.5barくらいにセットしています。(体重は70kgです)今回は前後とも7barです。トライアスリートはチューブラーを使用する方が多く、9bar 10barと高圧入れる方が目立ちます。中には[最大12barって書いてあるからいつもそこまで入れる」という方も。。。

トラックの様なきれいな路面で走るなら高圧入れても問題ありませんが、様々な路面状況を走ることになるので路面からの不快な振動を感じにくく、かつ転がりが重くならない程度に普段のライド時からレースに使うタイヤで確認しておくと良いかと思います。



その後ツアーバスでバイク&ランコースの試走とチェックに案内してくれます。
バイクコースは1周90kmを2周しますが、コースを知っているのとそうでないのでは心構えの余裕度が違ってきます。



スイム会場とT1も一緒に。IMロゴがいたるところにあって、レースの運営やIMブランドのPRなどビジネスとして見てもユーザーに興味を想起させる工夫が随所に見られました。参加する側も運営する側も楽しんでナンボ。そんな感じです。



T2会場で受付を済ませたら、夕方のウェルカムパーティーへ。そこでELアスリートの皆様にもお会いすることができました。

前日はT1/T2にバイクとレースギアバックを預託に行きます。ショートでは大体その日の朝にバイクとランギアを一つのトランジッションエリアにチェックインしますが、ロングではスイムアップとバイクアップが離れているので前日に準備をします。預託時間は厳密に決められているので早めに預けるのが良いでしょう。タイヤの空気やボトル、補給などは当日の朝準備します。




預託が終わったらゆったりと過ごし(夏休みも兼ねているので)翌朝のスタートを待つのみ!
レース当日の内容はこの後のレポートで振り返っていきます。

2016年11月17日木曜日

IMマレーシアレースレポート①

先週より約1週間お休みを頂いて、アイアンマン・マレーシアにチャレンジしてまいりました。
7月に参加を決めてからトレーニングの計画や遠征の準備等をするにも初めてのアイアンマンに加え、慣れない海外遠征への不安もありました。



マレーシアのエントリーは日本語訳のページも用意されていて比較的やりやすくて大きな問題なくエントリー完了。遠征手配について知人から宿の確保があるとのお誘いや経験者の方からどんな感じなのかなどアドバイスをもらうことができましたが、初めての海外遠征で勝手がわからないのでIMなどのスポーツツアーを提供しているグッティー・スポーツ・ツアーを利用して航空券や現地の移動・宿泊等をお願いすることに。

現地からの移動やコース試走などレースに集中するためには大切です。遠征に不慣れで言葉の通じない中でこれをやろうと思うとかなりの労力になりますので、その点ではツアーを利用するのは正解でした。

成人してから旅券を取得したことがなかったので、旅券の発行も。これも初めての経験。(お恥ずかしい話ですが、何が必要でどの様な手続きをするのかも知らなかったので…)
なんやかんやで2ヶ月前の9月には遠征の準備をひとまず済ませる事ができました。

レースのエントリーや遠征の準備が済んだら、自分側の準備。昨年のレースリザルトと現状の自分を照らし合わせ、目標やトレーニングの計画を立てます。

6月末に東京都選手権が終わり、ショートからロングへの取り組むにあたっては約130日の中でスイム・バイク・ランと能力の棚卸しを行ない取り組みの優先順位を決めました。
自分の場合はスイムはロングであれば現段階でも大崩れはしないのでその分の時間をバイク・ランに使うようにと考えていました。バイクはもとよりランは元々のトレーニング量も少なく底上げが必須でした。



機材ではトライアスロン専用車であるS-WORKS SHIVを導入。2016年の完成車モデルですが、シマノデュラエースDi2をベースにホイールにはROVAL CLX60がアッセンブルされていて完成車状態のままスペックは十二分。高性能なバイクでも身体に合わせてフィットしていなければ充分なパフォーマンスを発揮することはできません。スペシャライズドのSBCU先生こと、佐藤修平氏にBody Geometry FIT with Retülを依頼してフレームのサイジングからフィッティングを行ない、組み立ては榎本メカニックにフィットデータを基に組み上げていただきました。

コースプロファイルで上りはあっても、DHポジションで走れる時間が圧倒的に長いこのレースではTTバイクを使用するメリットは大きいです。速度の維持ももちろんですが、補給を効率よく積める様にも工夫された設計になっていることもスマートで使いやすいです。ショートでコーナーリングや折り返しが多い都市型レース(横浜等)でなければ専用機材の投入は検討しても良いでしょう。


遠征や機材の準備は万全。しかし、肝心の自分はと言うと…上の写真は9月のトレーニング状況ですが、3種目合わせても週5時間がやっとの進捗。充分とは程遠い状態でした。7・8月は生活リズムの乱れからコンディションを落としてしまい、回復してきたのは10月に入ってから。睡眠や食事など生活の基本的な部分から改善を図る必要性を感じました。

そうして迎えた11月。11月に入ってからはすぐにマレーシアに向けて遠征です。
不安を抱えたままですが11月9日に成田を経ちました。

遠征とレースでの振り返りは別途更新したいと思います。