2018年1月10日水曜日

ITUデンマークに向けて

前回2017シーズンの振り返りと2018シーズンに向けた課題について書きましたが、その後肩の故障や生活の変化もありつつ、腰を据えて取り組むことが難しくなっていました。

しかしながらレースは待ってくれませんし課題も今から始めていかなければ先々の改善は見込めません。目標となるところが曖昧だと取り組みに対する集中力も低くなり、「なんとなく」なトレーニングは成果も得にくいですし、寒さ厳しい時期にはトレーニングに向かうことも弱気になる時期なので尚更ですね。

やらなきゃという焦りとともに閾値があがってしまい、行動(トレーニング)できなくなる負の連鎖はどこかで断ち切らねばなりません。そこで下記の3つを書き出してみることにしました。

・目標の明確化
基本かもしれませんが、これが自分にとっては悩ましい部分でした。レースがどんな感じなのかイメージが浮かばなかったのでS:3km/B:120km/R:30kmで自分が達成できそうなタイムを目標としています。

・能力の具体化
目標と現状(能力の落ち幅も含め)を見える化します。

生活環境での取り組める時間の把握
1日当たりにどのくらい使える時間があるかどうか。生活環境の変化があるので余裕がある状態で設定するよりも自分の下限値にして余裕があれば足していく感じで見込んでいます。1日1時間程度となると週7~10時間ですがまとまった時間を平日、休日問わず難しい状況なのでこの時間の中でやってみようと考えています。




あとはレースまでの日程で期分けをし、行動イメージを更にはっきりさせます。1~3月までの基礎期では技術練習と中強度のトレーニングを中心に。4~6月の鍛錬期ではボリュームは増やせないもののできる限り中・高強度を中心としてトレーニングを行なうイメージで進めます。試合期の7月には遠征に向けた準備とコンディショニングのイメージです。

時間が多くあれば体力的なベースアップに時間を割くこともできますし、ロングディスタンスの競技特性としては「長い時間動き続ける」ことも大切なのは承知しています。しかし長時間の運動に割ける時間が無ければ難しいので、少ない時間の中で身体に刺激を加えていく為にはある程度負荷をかけて高いトレーニング効果を体力面で得ていくことを狙いとしています。細かいメニューは計画通りに進めることの方が難しいので決めてはいませんがその日毎の行動予定は決めておくほうが迷わなくて済みそうなのでバッファを持たせつつ、1日、1週間、1ヶ月と行動&振り返りを繰り返して軌道修正を行ないながら進めていきたいと思います。