2017年11月23日木曜日

ITUデンマークに向けて

次のシーズンに向けた準備も始まる時期。海外のIMに出る方はこの限りではないかもしれませんが、自分の場合は来期のメインレース2018ITUロングディスタンス世界選手権inデンマークが来年7月なのであと230日前後の準備期間となります。日数や時間を見れば充分な時間とも取れますが、時間がいくらあったところでやることを決めてそれに向けた行動をしない限りは同じループになってしまいます。そこで昨年から今にかけてを少し振り返り、自分自身の課題を洗い出してみようと思います。


・2017シーズンで取り組んできたこと
昨年のチャレンジしたIMマレーシアの結果を踏まえて改善を図ってきたのは規則正しい生活リズムの構築です。レースパフォーマンスに直結こそしないものの、準備という意味でトレーニングの土台(取り組むための基盤)を作る為には最も大切と捉えて気にしてきました。トライアスロンは(特にロングは)レースに出るまでに仕事、生活全般を安定させて取り組める状況でなければ準備をしていくことが難しいと昨年のIMチャレンジから感じてきました。

新しい家族ができて生活が変わり一時は少しリズムが崩れた時期もありましたが、自分の時間(勤務時間で終えられなかった仕事や運動を行なう時間に充てられる時間)を作るために朝起きる時間を早めて、その生活リズムを安定させてきました。人によって生活習慣や置かれている状況は異なると思いますのでそれが万人に正解とは言えませんが、自分の場合は日中仕事。夜は家族とプライベートに充てると必然的に使える時間は限られてきます。そこで自分のやることに集中できる早朝を選択して時間を使えるようにするのが狙いでした。

トライアスリートに限らずビジネスマンで朝の時間を活用している方は多くいるようで良いなとは思っていましたが、何を隠そう朝が苦手な人間を30年以上続けてきたため、自分にとってはかなりの大変革でした。朝の苦手な自分がこの1年で早朝から活動できるようになっただけでもちょっと自信がつきましたね(笑)できなかったことができるようになるという経験はいつしても良いものです。

・2018シーズンに向けての課題
9月で2017シーズンのレースを終えて次に向けた準備に入る時期ですが「なんとなく」な状態でトレーニングへ向かうモチベーションが安定しなくなっていました。今始めていかなければ変われる可能性を狭めていくことにもなりますし、2017シーズンを通して得てきた生活コントロールがという土台が構築できたことで2018シーズンは次の段階へ進める時だと考えています。

課題はシンプル。自分に必要なトレーニングを考えてそれを着実に実行・継続すること。そのためにはやることが定まっていなければ散漫になってしまうので、自分の現状能力を棚卸して自分自身で達成可能と思えるような目標や計画を決めることで集中した時間を増やせるようにすることも必要。せっかく可処分時間ができるようになってもまだ時間があるからとついつい流されてしまい、行動しない状態を作ってしまうとさらに腰が重くなってしまいますし、現状とかけ離れた目標を掲げても逆に行動しなくなってしまうこともこれまでの取り組みで学んできたことです。高い目標があっても「ちょっと無理かもしれない」と思った瞬間に行動が起こしにくくなることも経験しました。

五島に向けてやってみた時は計画してもその通りには現実的に実施できないことも多かったので振れ幅に余裕を持つことを踏まえつつ。また取り組みは公開していきます。ガチガチに決めても実行できなければ意味がないのですし、逆にできなかったことに罪悪感を感じてしまいました。ある程度柔軟性を持たせてみます。現実的に実施可能で可視化した行動予定は迷いや日和見が生じることを防ぎ、サッと取り組めるようになるのが狙いです。迷うとやらなくなりますからね…(戒めの意も含め)



2018シーズンに向けて一つひとつ積み重ねて少しでも自分を変えられるように。