天候は雨のち曇り。気温も20度台前半といったところでレースコンディションとしては最適。
昨年9月にレースに出て以来のトライアスロンですが、仕事・子育て・日々の生活との関わり方を以前に比べて少しバランスが取れるようになってきたので週1回のスイムを再開。通勤でバイク。休日にジムワーク（筋トレ）とランを組み合わせたトレーニングを春先から行えるようになってきました。レースに出ないとわからないこともあるので頻繁には難しくとも走りたいところです。
バイクは乗りなれたS-WORKS SHIV。3年目となる今年は日々RETULFITで皆様にお勧めしているように自分のバイクもDHバーのセットアップを変更し、クランク長を167.5mm→160mmへと交換。エアロフォーム時のペダリングにおいて上死点のきつさは仕方がない部分があると思っていましたが昨今多くなってきているショートクランクの利点を多分に感じることができました。
ホイールには以前使用していたROVAL CLX60からCLX64へ。CLX60も軽量でエアロなホイールですがCLX64はスピードに乗っていく感じが強くなり、ハンドリングは癖が無く扱いやすさも失われていないのでSHIVとのマッチングはベストバランスでした。
ウエットスーツはHUUBのニューモデルアルファ。HUUBのラインナップ上では一番エントリーのモデルですがフルスキンで柔らかく必要十分な機能性を備えています。上位モデルで採用されているクイックトランジット用に特徴的なブレイクアウェイジッパーではなく通常ジッパーであること。泳ぐ姿勢でのサポート性を高めるカッティングなどは見送られていていますが、プレーンなウエットで使いやすいので初心者のファーストウエットにもぜひおすすめしたいですね。
スイムのスタート地点が滑るということで少し入水したところからのスタート。2つのブイを回って上陸し500m×3周回の設定。同じくらいの泳力な選手がおらずすぐに抜け出せて自分のペースで泳ぐ。ファーストブイまでに泳力のある選手が何人か抜け出しているのが見えるがこれ以上のペースアップは厳しいのでそのまま進む。
今回新たにOWSのテクニックとしてブイターン時にバックストローク（背泳ぎ）を入れて回るという方法を取り入れて、これが非常に効果的。スムーズにターンが行えるとともに通常のストロークで回るよりもストローク回数を減らせることで体力のロスを抑えることができました。姿勢が変わることで呼吸も落ち着くのでメリットは多いですね。
後半腕が重くなりタイム的には厳しいかなと思い上陸。
スイムタイムは24分34秒。（リザルトではT1を含むので26分27秒）昨年の銚子と比べれば少しスイムトレーニングが行えるようになり少しばかりの向上を嬉しく思いながらバイクへ。
バイクコースは一般道とサイクリングロードを合わせた平坦基調のコースで8km×5周回。丁寧に脚を上げ続けることを意識して順調に進む。風は強かったが変更したポジションとフォームがうまくはまり頭を低く保てたので向かい風の減速幅を抑えて前方の選手を捉える。後半戸原選手にパスされたがさすがプロといった感じでギアとスピードが違うのでそのまま自分のリズムを保つように努める。
バイクタイムは1時間6分50秒（公式1時間6分44秒）でT2へ。
一番の懸念はラン。トレーニングの状況が一番表れやすいともいえる種目。バイクパートの負担は感じられないので改良はポジティブだったと実感。走り出しは快調。周りに選手がいないので今自分がどのくらいを走っているのかがわからなかったが3km付近でトップと思われる選手が折り返してすれ違う。その後パラパラと選手が来るもそう多くないので10番前後かなと思いつつ地面をプッシュ。手元でのペースは4分40秒/km前後。トレーニングでもそのくらいのタイムで走っていたので45分くらいでは走れるだろうと考えていました。
気温が上がらなかったのでバイクでもあまり給水とナトリウム系の電解質を用意しなかったのが響いたか少し脚が痙攣。
マグネシウムローションの事前対策があったので走れないほどではないがペースダウン。自分の場合汗に含まれる電解質が多く失われやすいようなので飲む量が少なく電解質の少ないドリンクを選択していたので、中身も含めもう少しバイクから補給を積極的に行った方が良かったと反省。
5分/km前後までペースが落ちてしまったが結果的にはトレーニングでの状況通り45分39秒（T2含め47分35秒）とほぼ想定通りだったので悪くない。
トータル2時間20分46秒でフィニッシュ。総合18位（公式リザルト上も同タイム）現状の感じでは妥当なリザルトです。レースデータ→https://connect.garmin.com/modern/activity/3816364603
次回は9月のエクステラジャパン。MTBに乗り換えて初めてのチャレンジを楽しんでいきます！
