今回のケースではサドルが高くなりすぎることによって腰のブレが大きくなる・膝の動きがブレてしまうなどの症状が起こりやすくなっていました。MUVEで高さを変更していきながら、変化を実感していただきました。最適と思われる高さにセットできると骨盤の大きな横方向へのブレは減少してきました。
サドルが高すぎることでライドに対する負担が増えてしまいますが
逆にサドルが低すぎることでも可動域が狭まりペダリングパワーが十分に伝達しにくくなってしまいます。Body Geometry FITでは多くの検証の結果、最適とされるサドルの高さの指標が考案されております。
もちろん指標はあるものの最適とされるサドルの高さは、各個人の状態によって少しずつ変わるものです。
各個人の状態を知るにはフィジカルアセスメントを行なう必要性があります。Body Geometry FITのフィジカルアセスメントは20項目近くのテストを行ない、ライダーの状態を見極めていきます。
RETULの3Dモーションキャプチャーも使用しながら、動きの確認を含めながらフィットを行なっていきますので数値的な部分からもアプローチもフィットの状態をライダーが理解するのに役立ちます。
ストレスなく、十分に力をペダルに伝達しやすいセッティングになっているかどうかを今一度見直してみませんか?