2016年12月15日木曜日

五島に向けて~トレーニング計画の作成

総合6位以内のタイムである6時間のフィニッシュを目標として設定し、その為にレースで求められる能力と現状の自分が持てる能力を確認していきました。生活の中で取れる時間の中から、トレーニングに割ける時間を1日・週・月単位で考えます。前回そこまでを書き出しました。


レースから逆算して使える時間の中で短いスパンではあるものの、期分けをして1日単位と週単位で行うトレーニングの振り分けをエクセルシートに書き出すことで具体化しました。既に先に予定が決まっているものやイベント等、遠征する仕事や1日丸ごと使って行なう仕事などは予め含めておきましたが、実際に進めていく中で少しずつ軌道修正しながらできることを行なっていくという柔軟な姿勢は必要になります。仕事で時間が取れなくなったり、コンディションを崩すなど不確定要素もあるので絶対にこうしなければならない!といったことではありません。

しかし、こうして今行なうこと、先々行なっていくことのイメージが鮮明になるだけでも取り組むのに何をしなければならないのか?を常に意識することで集中力が高まるはずです。トレーニングの原則に意識性の原則というものがありますが、今行なっていることにはどんな意味があるのか?を理解して取り組むのと、ただ漠然と行なうのでは得られるものも変わってきます。

IMが終わってから1ヶ月の間を移行期として、19日の週から準備期。いわゆるベーストレーニングの比重が高くなる時期です。鍛錬期にしっかりと負荷をかけられるようにするには重要な部分です。鍛錬期はレースシーズンに入る直前の3月から量・質共に多くのトレーニングを行ないます。徐々に試合期に向けてレースに近い強度に持っていくようなイメージです。

5月に昨年も出場したショートのレースでシーズンインして、コンディションを落とさぬよう準備してメインの五島へ向かいます。



エクセルの方に大枠イメージを落とし込んで、準備・進行イメージははっきりしましたが、じゃあ1回1回のトレーニングでは実際何を行なうのか?はPOLAR FLOWの機能を使ってメニュー目標を作りたいと思います。今まではなんとなく行なったトレーニングのデータを取ってそこから次はどうしようかな?と考えるくらいでしたが、計画のイメージをより具体的にするために1日のトレーニングで行う内容を書き込んでおくことで、予想される運動強度から回復にかかる時間なども予想してくれるので便利です。(じゃあなぜ今まで使わなかったんだ!という突っ込みは無しで…)





1日毎にダイアリーを埋めていけば視覚的にもやることがはっきりしますので、なんとなく行なっていたことをできるだけ具体的にしていく作業を五島に向けて進めていきたいですね!

正直なところ、中長期的な視点で物事を考えるのは苦手な部類です。しかし、やらなければいつまでたってもうまくなれませんよね?最初からTKの様にバシ!っと目標はこうで、やることはこれで…と計画して実行できるようになれなくても、まずは自分なりに目標までの絵を頭に描きながらアウトプットするという行動をしてみることが大切だと感じています。

目標を立てたら次は実行!実際にトレーニングを進めながら進捗を振り返りつつ、状況に応じて軌道修正を加えながらスタートしていきたいと思います!