アルミ=安いバイクに使われる素材といった認識はもはや遠い過去のもの。そんな印象と性能の高さに期待を抱かせてくれるモデルが発表されました。そんなに費用がかけられないから仕方なくアルミで」とはならず敢えてこれを選ぶ価値がある!とモデル発表前からテストを重ねてきたTKによるインプレッションからも伝わってきます。
ChiselにはXC 29ジオメトリーが採用されています。これは従来のXCレースジオメトリーにトレイルのDNAを少し加えたもので、長めのトップチューブ、短めのヘッドチューブ、ややゆとりのあるフロントエンドが特徴です。その結果、ダウンヒルでの安定性が大幅に高まり、フィット範囲も広くなりました。しかも、登坂効率はまったく犠牲になっていないことも重要ポイントです。
カーボンのトップモデルが良いのは間違いないですが、アルミで手が届きやすい価格帯にあるというメリットは計り知れません。これからはライダーの好みでバイクを選べるラインナップは魅力的ですね~!
ROADのAllez。MTBのChisel。この2モデルはぜひご注目いただきたいと思います!!