2017年10月26日木曜日

RETULサービス拡充

先月のSPECIALIZED WAY "THE FUTURE IS HERE"にてお披露目となったRETULの新たなシステムのMATCHとカスタムフットベット(インソール)。こちら2つのサービスですがラウンジでも導入が決まりました。早ければ年内から運用が開始できる予定です。


MATCHはRETULのVANTAGE SYSTEM(ヴァンテージ・システム)を活用してZINツールを使用した計測を通じてバイクのサイズやシューズサイズのガイドを行なうことができます。※バイクサイズのご提案はスポーツバイクを始めたいといった初心者の方向けのサービスとなります。その方の乗り方や身体の状態に合わせて調整するフィッティングとは異なりますので、既に乗られている方はフィッティングを受けていただき最適な状態を作ることをお勧めします。

ラウンジでは特に「スペシャライズドのシューズは評判も良いから検討している」「サイズがわからないから知りたい、試してみたい」といった方も多いのでこちらを使ってご案内していきますね。足の実寸&幅からシューズサイズをご提案しますので一番重要なサイズで迷うことが無くなりますね。


もう1つはカスタムフットベット。既存の製品ではアーチをサポートするBGフットベットをラインナップし、アーチの高さに合わせた3種類をご提案しております。こちらは更に個々に合わせる形へ踏み込んでいったカスタムタイプ。

個々に合わせて作るためフィット感が格段に上がります。快適性を高め、踵骨をサポートすることでペダルストロークのブレを抑制。パワー伝達を向上させるというのがこのRETULカスタムフットベットの考え方です。

作成手順は熱によって変形するプランク(インソールの部材)を専用の機械で足型に合わせて型取りをします。

このカスタムフットベットの理論でもある踵骨のサポートを最適化するために、フィッティングで行なうようなフィジカルアセスメント(足回りのみ)を行ないサポートの程度を成形する際の判断材料とします。温めたプランクを専用の機械に乗せて成形します。

成形後冷やして形を記憶させたらお手持ちのシューズに合わせて完成です!ここまでの作業でかかる時間は約40分程。


実際に私達も自分のシューズにカスタムフットベットを作成して使用しておりますが、足が包み込まれるようにシューズとフィットし、踵骨・立方骨のサポートがアーチの崩れを防ぎペダルストロークが安定するということが実感できます。加重していない状態で成形していることで踏み込み時の変形を抑制しスムーズな動きを助けてくれますね。

スペシャライズドのシューズをお持ちの方も、そうでない方もカスタムフットベットの作成は承ることが可能です。

価格や運用開始時期は追ってご案内となります。かなり良いのでご期待くださいね!


2017年10月23日月曜日

MTBイベントのご案内

12月10日茨城県常陸太田市にあるマウンテンバイクコースでMTBレッスンイベントを開催!コースの各セクションの解説、反復練習を通じてスキルアップを図ります。スイッチバック、ゲキ落ち、激坂、上下の動きと様々な要素を盛り込みながら、MTB中級者への道を駆け上がりましょう!!

お申込みはこちら→http://ptix.at/KzgjIA


2017年10月22日日曜日

台風21号接近に伴うラウンジの営業について

本日もお足元が悪い中、ご来館いただき誠にありがとうございます。
台風21号の影響による天候の悪化を受けて誠に勝手ながら17時で閉館とさせていただきます。

お客様にはご迷惑をおかけいたしますが、何卒ご理解賜りますようお願い申し上げます。


2017年10月21日土曜日

台風21号接近に伴うラウンジの営業について

いつもスペシャライズド・ラウンジをご利用いただきありがとうございます。
明日日曜日は通常通り営業の予定となっておりますが、台風21号の接近に伴い天候の悪化による交通機関の乱れなど生じる場合がございます。当日の天候状況により営業時間の変更や臨時休館等の対応を行なう場合がございますので予めご承知おきいただけますと幸いです。

変更がある場合は改めてお知らせ致します。


2017年10月19日木曜日

試乗車のご案内

「スペシャライズドバイクを試してみたい!」そんなご要望にお応えします。
バイクの感じやサイズ感のチェック、性能の体感等。実際に乗ってみて確認してから決めたいですよね?2018モデルの試乗車も運用が始まってまいりました。



事前にお問い合わせが必要となりますが、バイクの試乗を受け付けております。試乗車の(但し、試乗車の使用状況及び試乗車ラインナップの都合上、ご希望に添えないこともございます。予めご了承ください。)

試乗に関するお問い合わせはこちら→info@endurelife.co.jp

※試乗に関してのお願い

・試乗には公的身分証明書をご持参ください(運転免許書・パスポート等)
試乗の前に同意書のご記入をいただきます。
・ペダルはご自身の物をお持ちください。(フラットペダルはお貸し出し可能です)
・ヘルメットの着用をお願いします(お貸し出しも可能です)
・無理なライディングは避け、交通ルールやマナーを順守してください。

その他、ご不明な点やご質問がございましたらお気軽にお問い合わせくださいね!

2017年10月17日火曜日

新サービスの提供開始

既にお気づきの方もいらっしゃるかと思いますが、弊社HPをいくつか更新しております。
そして以前告知しておりました新しいサービスの提供の受付も同時に開始致しましたのでご案内致します。

◯RETUL 計測
フィッティング時に行なっております3Dモーションキャプチャーによる分析とバイクポジションを正確に記録するZINツールによる計測を行ないます。


ご自身の動きや状態を数値として客観的に残しておくことで、調子が良い時の状態・ポジションを再現するのにも役立ちます。自身の傾向や癖なども理解しやすくなります。「良い感じで乗れているので確認しておきたい」といった方はもちろん「3Dモーションキャプチャーを体験してみたい」だけでもOK。ご自身のバイクをお持ちいただきまして1時間程の計測時間で記録させていただきます。

・RETUL 3Dモーションキャプチャーによる動きの計測+ZINツールバイクポジション計測:¥5,000(+税)※ご自身のバイクをお持ちください。


※計測が主になりまして、フィッティングではございません。バイク調整のアドバイスが必要な場合はフィッティングサービスにて対応させていただきます。


合わせてRETULのZIN計測機能を使ってバイクのポジションデータを作成します。
バイクポジションの数値データがあれば、不意な機材トラブルで急遽違うバイクを使用する際や、新しいバイクへの移行時に自分のポジションを再現することが可能となります。
こちらも合わせて計測してデータシートをお渡しします。

また、ZINツールによるバイクポジションの計測は単体でも受付致します。
・ZINツールによるバイクポジションの計測:¥3,000(フォローフィット時に行う場合は¥2,000)

各種計測サービスの受付はこちら→http://endurelife.co.jp/form.html

乗り方が変わった、良くなった。レースのタイムが上がった等、ご好評を頂いておりますELパーソナルトレーニング。

基礎編として内容を1時間にまとめたペダリング&フォームチェックのセッションを毎週金曜日(基本16時~とさせていただいておりますが、ご相談の上調整可能です)に実施致します。スポーツバイクの乗り方を教わる機会は少なく、力任せに乗ってしまう方も多く見受けられます。我流で進めるよりも最初の内にしっかり教わって進める方が上達の速度も大きく変わりますのでお勧めです。


流れとしては状況を確認し、ぺダリング&フォームに関する基礎理解を解説→ローラー台を使って実践→内容のまとめ・個々に合わせてアドバイス。といった形で進めてまいります。

「一人で乗っているけど、ちゃんと乗れているかわからない」「身近に教えてもらえる人や環境がない」等のご相談を多く頂戴しますので、ぜひお気軽にご利用いただければと思います。

ぺダリング&フォームチェックレッスン(ライディングスクール):¥5,000


パーソナルトレーニングの受付も予約フォームを設置致しました
こちらから予約状況も確認できます。※グループ・チーム単位でのレッスン&トレーニングも受け付けております。こちらはEメールにてお問い合わせくださいね。

※表記の金額には別途消費税が必要です。

2017年10月14日土曜日

スペシャライズド秋冬アパレル


スペシャライズドの秋冬アパレルが10月からラインナップされています。ラウンジでも秋冬のライドやトレーニングで使えるアクセサリーをご用意しました。

THERMINAL™ KNEE WARMERS:¥5,594
THERMINAL™ HEAD WARMER:¥3,726
ELEMENT WINDSTOPPER® SHOE COVERS:¥8,694
ELEMENT WINDSTOPPER® TOE COVERS:¥3,110
DEFLECT™ GLOVES:¥4,968



便利だけどラインナップに無かった小物。シューズカバーのつま先タイプ。シューズの着脱を妨げないので面倒さが少なく、冷えるのはつま先が重点であることとフルシューズカバーだと動きが妨げられてしまうから好みではないといった方にもおすすめ。寒さが苦手な方はこれの上に通常のシューズカバーを組み合わせるのも良いアイデアですね。


今期モデルチェンジしたウォーマー類の中で使い勝手の良いニーウォーマー。ウォーマーといえばアームウォーマーとレッグウォーマーを半袖ジャージと組み合わせる方が多いと思いますが、ニーウォーマーもおすすめ!レッグウォーマーだとちょっと暑くなりすぎてしまう様な時で脱いだら寒い。といった微妙な時に重宝します。暑くなったら脱いでポケットに収納する時にもコンパクトにまとまります。半袖の時期でも山沿いを走る方は下り対策にも。膝が隠れていれば防寒性も高く、これからの寒い時期でも冬用タイツの下に着用して保温性を高める使い方もありです。


3点目はグローブ。これもこれからの時期に必需品ですが操作性の高く、スペシャライズドお得意のBody Geometory設計を採用したDEFLECT。寒さを防ぎながらレバー操作もストレス無く、手にかかる圧迫を軽減することがこのグローブが求めた性能と思います。私も欲しいですね!

入ってきたばかりではありますが、入荷量が極少なため、サイズによっては既にメーカー完売の物もあります。来シーズンに向けたトレーニングを充実したものにするためにも早めに準備しておくことをおすすめします!

2017年10月8日日曜日

パワーブリーズの活用法

フィッティング時に頂いたご相談に一つですが、トライアスロンレースのスイムスタート時にパニックを起こしてしまい出遅れてしまうというもの。多くのトライアスリートが持つ悩みかもしれません(私にも経験があります)スタート時の混雑、人と泳ぐことのストレス、いわゆるバトルと言われる接触等。原因は多く考えられます。

レースのスタートダッシュで急に運動強度が上がると、身体側はそれに適応しようと反応しますがどうしても一定の時間がかかります。適応するまでの苦しさは運動生理学でデットポイントと言われる状態です。

こうした苦しさから発生していることであれば 、ウォーミングアップでしっかりと準備を行なうことで軽減させることが可能です。パワーブリーズ をウォーミングアップに活用することをおすすめしています。

既にパワーブリーズをお持ちでしたが、負荷の設定がわからなかったということで実施できていなかったとのこと。ラウンジに導入しているデジタルトレーナーK5をお試しいただいて普段のトレーニングに最適な負荷設定とウォーミングアップ時の活用方法をお伝えしました。

測定結果から判断してお手持ちの赤(超重負荷)だと負荷設定が高すぎたため、活用のアレンジがしやすい緑(標準負荷)を導入いただきました。使い方に合った負荷設定ができると継続も格段にしやすくなりますので、「パワーブリーズ持ってるけど使ってない」といった方は一度負荷設定を見直してみると良いかもしれません。

自分に合った最適な設定で日常的に少しずつ継続いただき、自身の向上にお役立てくださいね!


2017年10月7日土曜日

IMレースに向けたバイクフィッティング

IMレースを中心にトライアスロンに取り組まれている方のバイクフィッティングを実施。
お悩みはレースやトレーニング後半に起こる首肩の負担感。


負担感の要因としてアームパッドへの荷重過多があります。今回の場合はサドルの位置が必要以上に前方に来ていたことに加えてアームパッドも手前にセットされて全体が窮屈な感じが見受けられました。フィジカルアセスメントでは柔軟性も高く、体力も十分備わっていることから姿勢を維持するのは全く問題ないと判断。下りでの恐怖感も言及されていたのでバランスの取りやすい状態までサドルを30mm後退させ、高さを合わせて調整。アームパッドも10mm程度前に出して姿勢の窮屈感を改善。

ぺダリング時にかけられる力とバイク上での自分の位置にミスマッチが起こると負担が発生しやすくなります。必要以上に前に行き過ぎてしまうと、ペダル反力が利用できる位置で身体を支えることが難しくなるため前傾した分の重さがアームパッドにそのままかかります。アームパッドにかかる力は首肩の筋緊張を引き起こしますので、今回の状態はそれで起こっていたことと考えられますね。
この辺りはぺダリングスキルとも相互関係にありますので、スキル面でのアドバイスも加えていくことで理解を深めます。


パッド幅も合わせて調整しています。左の状態が調整前ですが、距離が長いので広げた方が楽だろうというイメージからパッド幅を広げてセットされています。右は調整後。ショルダーパッキングという上肢の使い方をお伝えし、鎖骨周りの自由度を高められたことで必要な分だけ狭めてセットし直しました。この場合狭めた方が逆に楽になったというのもポイントです。(もちろん場合によっては広げた方が良い場合もあるのでその方に応じてが基本です)身体が支えやすくなり、コンパクトになることで空気抵抗も減らせるなら正に一石二鳥。


使用したのはスペシャライズドのAEROBAR PAD/HOLDERS SET。SHIVのDHハンドルにセットされているパッドのリペアパーツですが、プロファイルデザインのアームパッドに比べて幅を狭める調整に適しているので上記の様なケースで最適です。現在メーカー欠品中で希少なパーツとなっているので(結構ご提案していたためとうとうラウンジでも欠品中です…)使えそうだなと思った方はお早めにお近くのスペシャライズドリテーラーを訪ねてみてくださいね。

海外レースだと既に次のシーズンがスタートしている場合もありますが、国内ではオフシーズンとなる方も多いかと思います。次のレースまで時間があるこの時期に抜本的な見直しと改善を図り、パフォーマンスアップに繋げましょう!

フィッティングのご予約はこちらからどうぞ→http://endurelife.co.jp/form.html

2017年10月6日金曜日

ラウンジで開催決定!スペシャライズドTEST THE BEST


来月11月25・26日はラウンジでスペシャライズドの試乗会が開催されることになりました!最新モデルのバイクやエキップメントを乗って、触って、試せる絶好の機会です。(詳しいテストバイクのラインナップは後日公開となります)



当日はテストバイクを使ったラウンジ・ディレクターの松田によるアテンド付きライド(ロード)も予定しております。厚木のライド環境でしっかりとテストバイクの性能を確かめていただけますよ。詳しい要項・タイムスケジュールなどは追ってお知らせしますね。

まずはご予定の程をよろしくお願い致します!!

RETULを活用した客観的なチェック

今年もアイアンマンハワイ(KONA)に向けて順調にトレーニングと調整を重ねてきたTK。愛用しているS-WORKS SHIVですがここ最近でポジションを大きく変化させたこともあり、その状態をフィッター側から検証してみることにしました。

バイク側もRETULのZINツールという専用の計測機器を用いることによってポジションの変化を残しておくことが可能です。右は現状のポジション。左には今年の宮古島前に計測した記録を表示させています。


これを行なうことでバイクが変わった場合や使用している部品を交換した際にも良い状態を再現することができますし、以前の計測データも残っているので今回変更した部分などもすぐに確認することが可能です。上記のデータを見るとサドルの前後と角度を微調整。大幅な変更としてアームパッドを30mm下げて、20mm前に。そして僅かに幅を狭めていることが読み取れます。


このポジション変更を行なってみて本人としては非常にポジティブな印象を持っているようでした。それを確認する上でRETULのもう一つの機能である3Dモーションキャプチャーを用いてぺダリング動作時の状態を計測して検証してみました。


実際に動いてもらいながら見ていくと最初に気がついたのは僅かながら身体の開きがあり、左側が前に出ている状態であることがキャプチャーした数値でも現れていました。モニターで読み取れたことを本人に伝えて修正してもらうと数値も均一に(即座に修正する辺りが流石だなと思いました)こうしたこともリアルタイムで数値が表示されるから読み取れることでもあります。

サドル高は範囲内で高めな設定。これ以上高くなると、一般的にも陥りやすいサドルが高すぎるという状態になると考えられます。(本人としても少し気がかりな部分だったようです)右側が少しオーバー気味とみることもできますが、足首の柔らかな動きもあり僅かにある左右差も自然に補正されているので許容できる範囲です。股関節の可動域も確保でき、アームパッドを下げたことで姿勢がきつくなったり、ぺダリングのしやすさが損なわれることもないと見ることができます。ペダルストローク中の膝の倒れ込みがないか、骨盤は安定して漕げているか等も一緒に確認し問題ないと判断。総じて良い状態となっていることを確認できました。


ZINツールによるバイクのポジションの可視化。3Dモーションキャプチャーによる動きの可視化と合わせて現状を確認し、客観的にも良い状態と判断できたことで自信を持ってレースに集中できるはず!本人としても感覚との相違点や合致している点が明確となったようでした。

ラウンジではフィッティングだけでなく、ZINツールを使ったバイクポジション計測サービスのみも実施しております。こちらは既にバイクの乗り換え時等に新しいバイクにポジションを移行して欲しいといったご要望に3Dモーションキャプチャーでの計測は現状フィッティングサービス内で行なうことが通常ですが、上記の様に「自分の状態を確認しておきたい」「良い時の状態を記録しておきたい」といったことも可能なので今後ZINツールと3Dモーションキャプチャーを活用した計測&簡易アドバイスといったサービスパッケージも順次ご案内していきます。(時間は1時間程度、詳細は後日HPにも記載予定です)

「フィッティングを受けてしばらく経っているけど、今の状態はどうなのか確認したい」「新しいバイクに移行するためにバイクのポジションを記録しておきたい」「3Dモーションキャプチャーを体験してみたい」等々、多くの方にご利用いただける形をご提案させていただきます。ご期待くださいね!