2017年2月15日水曜日

TRIVENT SC

今期から発売された新しいトライアスロンモデルTRIVENT SC。
昨日から履いてみていますが、前作のTRIVENT EXPERTと比べてアッパーが柔らかく、つま先部の当たりが緩和された感じがあります。踵側にも変更が加わっていてS-WORKS6の様な踵をピッタリとした設計に。硬質なヒールカップで補強されてホールド感とフィット感が大きく向上。シューズ内側の素材は足当たりの良さを感じます。トライアスロンモデルにありがちなホールド感の少なさが解消され、トライアスロン競技で求められる着脱のスムーズさを犠牲にしない範囲でうまくバランスされています。





ヒールストラップは柔らかい素材に変更したことに加えて敢えて捻って取り付けることでトランジッションでシューズを履く時に乗車しながらでも指が通りやすい様に工夫されていますね。すごく気に入りました!

引き続き、使用してみた感じをレポートしてみたいと思います。
ラウンジでもお試しいただけますのでお気軽にお声掛けくださいね!

※5/6追記
継続使用していてアッパーが柔らかいので長距離でもストレスが少なく、局所的に足のどこかが当たって不快な感じが無いので非常に使いやすい。通気性は甲の辺りの通気口が大きく開いているS-WORKS TRIVENTに譲りますが、足当たりの良さはTRIVENT SCが良いと思うくらいです。

ソールの硬さを示すスティッフネスレベルはS-WORKSが12。SCが10ということですが、ペダリングフィールに差は感じられずトップモデルに迫る仕上がりの高さを感じさせます。BOAとベルクロでシューズの固定方法が異なる部分は好みも分かれるところ。トップアスリートでも個々によってBOAを採用したS-WORKSを選択している選手とベルクロが好みなのかTRIVENT SCを選ぶ選手と分かれている印象を受けますね。

フィット感の調整はBOAのクロージャーが良いのはロードモデルでも実証済み。トライアスロンで求められるトランジッション時のシューズ着脱は従来からあるベルクロタイプもシンプルで扱いやすいのでどのレベルのアスリートにもおすすめできます。

サイズは40~44までの4サイズ。女性からの問い合わせもあるくらいなのでこの辺りはもう少しサイズ展開が広ければ。。

現在の段階で国内の在庫は一部サイズを除いてほぼ完売してきています。ラウンジでは40~44を各サイズ1足ずつ確保してありますのでレースシーズンにシューズを新調したいと考えているトライアスリートの方はお早めにお問い合わせくださいね!