2017年6月8日木曜日

五島に向けて 5月進捗

6月に入り、もう週末にはレースと迫ってきました。月単位での確認として5月のトレーニング進捗を振り返ります。5月は日々の仕事に加え、大型連休の需要。週末のイベント業務、自分自身のレースとシーズンインにおける忙しさも増してきました。


5月も仕事等で変動はあるものの、週平均11時間のトレーニング時間を確保&実施。スイムは減少気味。月20km程泳いでいた前の月までに比べると5月は5.7kmと少ない。一時的なのでまた継続して取り組みたいところ。1度に泳ぐ距離は2000m前後ですがトライアスロンスクールのスイムセッションにいくようになり、メニューもドリルや50m~400mでバリエーションを付けてメインセットを行なうことが多く、1人で泳ぐより集中して負荷もかけられるメリットは大きい。

しかし、朝の仕事依頼が増えた事で7時15分からの泳ぎ始めだと仕事に時間に間に合わず行かなくなってしまう様になっていた。5月末から生活時間の配分を変えて起きる時間を早めて4時に起きることで6時から泳ぎ出せるように変更しています。最初は慣れなくても行なっているうちにできるようになってくることもこの半年間の生活コントロール力を意識した成果。五島が終わっても継続していきたいこととして基盤となる生活の自己コントロールはエンデュランススポーツに取り組む上で欠かせない要素だと感じています。

バイクは548km。ローラー台をメインに安曇野や休みの合う仲間とライドを行なうことで量を確保。距離は少ないけれど1回のライドでかかる負荷を上げて身体への刺激を高めています。バイクの底上げとはなっていないですが、冬場から春先の強豪アスリート達との江戸川バイクセッションを続けてきて基礎持久力は半年前と比べると確実に向上しているはず。

SHIVの感触も良好なので今の水準を下げずに出力を高められるようにすることが特に上りにおいて必要と感じています。レースでも脚や身体にかかる負担は少なく乗れるようにスキルアップを感じているのでこちらも定着させていきたい。


AACRでは160kmを高い強度で↑

多くのエイジアスリートで共感できることかと思いますが、ライフワークバランスといった点での悩みとしてバイクはトレーニングの時間的比重が高く、家族がいる場合には休みの日とは行っても日中に自分の好き勝手に自転車を乗り回すわけにはいかない場合もあります。(家族マイルなんて表現も良く聞きますが)そうなると半日もしくは1日を使ったトレーニングは難しくなるので休みでも午前中にトレーニングを全て終わらせる為にはバイクに避ける時間は少なくなります。

自分の場合は仕事でバイクに乗る機会もあるので「乗っている」気になってしまいやすいのですが、やはり有効な負荷をかけるには自分の為に乗る機会を増やさないと向上は見込めないですね。厚木は実走環境に優れている方だとは思いますが敢えてローラー台を使用してのトレーニングもこうしたケースでは有効になるはず。

4月から実走を減らしてローラートレーニングを行なうことも増えましたが、この先もうまい時間の使い方を工夫していきたいですね。


ランは通勤等も活用して走る頻度を再度増やしていきました。5月は月間212km。走っている方からすると少ないかもしれませんが、故障せずに少しずつ増やしていって適応させてきた結果が現状。月平均150kmをコンスタントにできるようになった進歩の方が自分にとっては重要な部分。ショートのトレーニングで行なう様なインターバル走などは少なくジョグと距離走がメイン。月末にショートのレースを予定していたので現地に行ってレース強度でのデュアスロンを実施。タイムも良く、ランがベースアップしていると確認できました。

これは良い感じだと思って臨んだ潮来トライアスロン。良いと思っていたランが走れず意気消沈。スイムやバイクでの負担は少なく感じ、ランの走り出しも快調だったのでレースを終えて何が原因だったのかしばらく考えていました。1つには高いスピードでコンスタントにトレーニングできていたわけでもないので、自分の走力とレース強度がマッチしていない状態であること。他には後半ピッチは下がってないのにスピードが落ちる原因としてストライドの低下がレースデータから予想できました。

前者は今から変えようにないですが、後者はこの2週間で修正できる可能性があること。
五島ではランが21kmになるので10kmのペースよりスピードが下がる分、動きに集中しやすいはずなのでピッチを保ちながらストライドが小さくならないように骨盤の動きに注意して股関節の動きを意識するドリルを入れつつジョグペースと快調走を行なっています。

ショートとはいえ、レースで高負荷がかかった状態ではコンディションを落としてしまいます。6月に入ってからは頻度は保ちつつ、トレーニング量を落として身体にかかったストレスを取り除きます。

レースまであと3日。IMマレーシアが終わって、昨年12月にエントリーを決めて取り組んできました。思い描いたことはできていたか?最大限取り組めていたか?様々な変化を経験し、都度自分なりの工夫をしながら進んできた半年間。

トライアスリートである前に1人の会社員。必ずしもトレーニングだけに時間を割けるわけではない。家族もいるから自分の時間だけに注力できない。といった方も少なからずいらっしゃるかと思います。

個々によって状況は違うと思いますが、目標を立ててそれに向けて取り組んでいくというモチベーションを保つ1つの例として参考になれば幸いです。日曜日はこの日の為に準備してきた半年間をしっかりと表現したいと思います!