12月15日にTokyo Healing Arts CenterにてART(アクティブ・リリース・テクニック)体験セミナーを開催致しました。アイアンマンハワイなどでもオフィシャルサポートに携わる米国医療特許をもつ裏付けのある科学的な施術ということもあり、トライアスリートからの注目度がとても高く、お申し込みを開始してからすぐに定員が埋まるほどの人気!
定員に達してしまい今回はご参加できなかった方、大変申し訳ございませんm(_ _)m
テーマを変えて1月・2月と実施致しますので随時チェックしていてくださいね!
普段施術を行なっているスペースをお借りして、まずは担当していただく新井先生からARTに関する説明と本日行なうテーマの股関節についての画像を用いながら機能的な解説によって基礎理解を深めます。それを踏まえながら、バイクの動きとの関わりについても解説いただきます。バイクにおいてペダルストローク毎に屈曲と伸展(曲げ伸ばし)を繰り返すわけですが、特に力を加える必要がある上死点では上体を前傾させるほど深い屈曲が求められます。そこで股関節の動きがスムーズであればよりパワーの発生にも有利と言えます。
ARTによる施術前後での自分の変化を知るということが今回最も重要な事の一つ。
竹谷から参加者の皆様へバイクでの動きの部分を説明します。股関節の動きを制限してしまう可能性はその人がバイクの上で取っている姿勢・フォームと言ったところに多くの影響を受けるからです。
参加者一人ひとりにアドバイスをする時間も確保。自身の動きをプレアセスメントする際とARTの施術を行なった後の変化を踏まえてその方にとって必要と思われる勘所をお伝えしています。スポーツの上達の鍵となるのは変化を感じるセンサーです。何かを行なったことでそれによって何がどう変わったのか?そこがとても重要な部分です。
バイクでの動きを確認した後にSFMA関節機能テストを実施。股関節にフォーカスしただけでも8種類にも及ぶテストを行ないます。新井先生が鋭い視点で参加者の状態を把握していきます。
シングルレッグフォワードベント(写真上)とロングシッティング(写真下)というテスト。
こうしたアセスメントを通じてその方の状況を理解して施術の有無あるいは程度を判断していくところです。
これはアッパーボディローリングというテストで。いわゆる寝返りです。なんの変哲もない動作に見えますが、関節の動きに制限を受けてしまっていると難しい場合があります。動きを妨げる原因がどこにあるのかを予想し、確認していく手立てとなります。
こちらはローボディローリングというテスト。下肢を中心に動かします。
女性には女性のドクターが施術を担当しています。
テストを終えたらその方の必要な状態に応じて実際の施術を体験していただきます。行なう内容はその方の状態によって様々。今回は体験ということもあり、短い時間の中でしたが、施術を受けた後の感じの違いがよくわかったという声が多く上がりました。
筋や筋膜だけではなく靭帯を含めたアプローチはARTならではということです。〇〇筋が張っている感じがすると言った自覚症状がある場合に実は原因がその場所では無いことも多くあるそうです。当該箇所の筋に強い刺激を与えすぎてしまい、逆に弊害になってしまうケースもあります。
自分では自覚しにくい部分を知るということにおいても有効に働くと思います。
施術を受けてみて、ARTに関しての質疑応答も。身体のことに関心の高いアスリートな皆様だけに更に理解を深めようとする姿勢は私も見習うべきところと感じました!
施術後のチェックで「
おお!全然違う!」といった声が多く聞かれたことが、変化・実感という部分に当たります。僅かな時間の施術と股関節という一部にフォーカスした中ではありますが自分の良い状態を知ることで、今までの自分との
差を感じていただくことが今回の主となる目的であります。良い状態を感じることで自分の状態を感じ取るセンサーの働きも高まると思います。
良い状態を保つためにも継続的なセルフケアは必要になります。こうした施術はその必要性に気がつくことも目的の一つではないでしょうか?身体の状態に敏感になること、差を感じ取る能力はバイクだけでなく様々なスポーツの上達に大切なことです。
今回のART体験がその一助となれれば幸いです!
次回のお申し込み受付も開始しております!
今回ご参加いただいた方は更に理解を深めるために。ご参加できなかった方はこの機会にぜひ体験してくださいね!!
※1月19日のART体験お申し込みはこちらからお願い致します→
http://ptix.co/1ZdfJcK