2015年12月31日木曜日

サドルセッティングによる影響


Body Geometry FIT with Retülにお越しいただいたお客様。TTバイクを購入され、更なるレベルアップに勤しむトライアスリートのお客様。TTバイクに乗り始めたものの、なんだかしっくりこないのと負担が高く、ロードでは問題なかった距離でもTTだとすぐ疲れてしまうとのことでした。

上記の写真は左がフィッティング前のセットアップ。右がフィッティングを行なった後。フィッティング前の状態ではペダルの下側で膝が伸びきってしまい踏み込みが強く、腰が横ブレを起こしてしまうことが見て取れました。


動画は後ろからのぺダリングを撮影したものですが、大きく腰がブレてしまっていたことがわかります。フィットバイクを使ってサドルの高さを調整して体験していただくとすぐに「すごく楽になった!」との反応がありましたし、客観的にも骨盤が安定することで脚の動きがスムーズになっていることが見て取れます。

3Dモーションキャプチャー計測でも最初の状態ではサドルが高いことによる膝角度の余裕度の少なさとそれを補正するために足首の底屈(伸びすぎ)が大きくなっていましたが、ポジションを調整した後では膝角度に余裕が生まれ、足首の動きで補わずに済むようになっています。

腿やふくらはぎの負担感もサドルが高いことで→膝の伸ばしが大きくなる→足首でコントロールといった状態になっていたということですね。

自分だと中々合っているのかの判断がつかないことも多いと思います。Body Geometry FIT with Retülを受けていただき、自分に合った基準を知る上でも有効です。トライアスリートだけでなくロード・MTB(クロスカントリー)、レース志向でもサイクリングを快適に楽しみたい方もぜひどうぞ!!

より良くなりたいのは皆同じ。少しでもお手伝いさせていただきます!!

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