2016年11月26日土曜日

五島に向けて

IMマレーシアが終わり、次のチャレンジ・来シーズンの目標について考えていましたが、2017年6月11日に長崎県五島列島福江島で開催される五島長崎国際トライアスロン大会(バラモンキング)を次なる目標として設定したいと思います。



IMと同じ距離であるAタイプ。ITUのロングディスタンスに近い(スイムが短めなので一般的にはミドルに近い)距離設定で行われるBタイプ。今回はBタイプへのエントリーを考えています。

理由としては現在の能力でIMのレースをしっかり組み立てられる力が備わっていないこと。ショートにおいてもエリートレースではまだ力不足であることはこの2年の取り組みから明らかです。そこで同じ失敗を繰り返すことで苦手意識を強くしてしまうよりは、異なるアプローチで自分を向上させるモチベーションを得られるやり方もあるのではないかと。それには五島のBタイプが200日弱の準備期間で向上させられる伸びしろとレースプロファイルと自分の能力がマッチしやすいのではないかと考えた結果です。IMにチャレンジしてみたことで、準備からレースまでのプロセスを納得できるものにしたいという思いが強くなりました。

ミドルくらいまでの距離であればショートディスタンスのエリートでは遅いスイムでもIMでは遅い方ではなくなるものの、バイク・ランの比率が多いIMではメリットが少ない。ミドルであれば上位の方でレースを展開できる可能性が高まりますし、時間耐性もIM程は必要とされません。IMでペースダウンした5時間半~6時間の辺りはまだレースの半分といったところですが、ミドルではレース終盤となるため、後半崩れてしまうリスクも軽減できるのではないかと考えています。

http://gototri.com/wp-content/uploads/2016/06/2016result-B.pdf

↑昨年のリザルトから見てみると上位の選手は総合6時間を切ってくるタイム。
今の自分には難しいかもしれませんが、200日近い時間をどう過ごすかで現状と上位選手との差を埋める可能性が見えてきます。

仕事でも現職になりメカニックからバイクフィッターを主とする形に変わってから自分の能力を活かせる形を発見できたように、競技においても自分の適性があるところを見つけて全力を尽くすことができるようにしたい。そこで培った能力と経験がきっと日本トライアスロン選手権やIMへの再チャレンジに活かすためのステップになるはず。

「これなら自分が一番になれる!」そう思えたからこそ、弊社代表竹谷賢二は当時働きながらMTBXCOで日本チャンピオンになり、オリンピックに行くことができた。もちろんその裏には言動一致となる膨大な努力と取り組みの結果であることは言うまでもありませんが。自分にはこれならできる!という部分を今回のチャレンジで一つでも導き出したい。

まずは12月1日に無事エントリーできるかが第一関門。
合わせて目標とトレーニング計画も組み立てて行きたいと思います。