IM台湾へ向けて、レースエントリー・遠征の準備・トレーニング計画と実行と進めていくわけですがどうしてこのチャレンジを行なうのか?どんな思考様式で取り組んでいこうと考えているのか?という部分をエントリーを決めるまでの経緯とともに触れてみたいと思います。
ここ2年余りの間、自分自身を思い返してみて前に進んできたか?という問いには首を縦に振れない状況が続いていました。
1つには生活環境の変化が要因としてあるのですが子どもを授かったことでそれまでと一変。新生児から2歳になる手前くらいまで夜泣きが激しく、まだ厚木に店舗があり生活の拠点だったころは深夜に泣き始めた我が子を車に乗せて宮ケ瀬や道志道を走って寝かせる連日で今思い返してもかなりタフな生活をしていたと感じます(笑)夜通し起き続けて日中もそのまま仕事に行っていたので今まで生きてきて最も長く感じたかもしれません。
そんな中でも仕事柄自転車やトライアスロンに関わらないわけにはいかないわけで。でも自分には今取り組む気力が無い。そんなジレンマを抱えて日々。周囲からも「もう後がないよ」というニュアンスの言葉を投げかけられることも。今やらなければ先はない。もうやるしかない。そう決心して取り組み始めました。追い詰められた状況というプレッシャーから逃げていてもプレッシャーが無くなるわけではなく、心理的にどんどん追い詰められていきます。そこから脱出するには立ち向かうしかないのだと。
今回取っ掛かりとなったのは見方によってはネガティブなきっかけかもしれません。
大切なのはそこから先です。外部要因(自分以外の事柄や環境的要因)は強制力は強いですが長くは続きません。きっかけにはなれど、”やらされている”感覚だと続きませんし身に付くことも多くない。内部要因(自分が主体の事柄)として能動的に取り組むかどうかが重要だと考えています。
今こうして動き始めたわけですが行動に結びつけるまでの初動はとても苦労しました。やらなきゃ!と思っても恒常性維持機能が変わることを恐れて引き戻そうとしてきます。どうしたら取り組みを継続できるのか?行動に移せるのか?それにはどういった考えや心構えを持って進んだら良いのだろうか?とずっと考えていました。
やる気やモチベーションは大事だと思いますがそれに頼っているとどうしても気持ちの上下が生じます。恒常性維持機能によって上がったら下がるのが人間です。もちろん行動のきっかけとしてやる気や熱意はとても良いと思っています。やる気があるという状態からそれを維持する為に行動する”仕組み”を構築できれば上下せずにやることに対して進んでいけるのではないかと自分なりの仮説を立てています。言い換えるとやる気を保っている状態というのは仕組みや習慣で動けている状態だと言えるのではないでしょうか。
PDCAサイクルという言葉がよく使われますがDoが遅くなりがち。なのでまずは行動を先に持ってこれるように閾値の高すぎることは避けて簡単なことからまず始めてみるようにしています。
そして取り組みをオープンにすること。
それによって行動選択に迷いが減ります。またそれを行動のレバレッジして働かせることができます。同じく一人だと行動に迷いが出やすくなるなら他の人と一緒に約束をして行なうことも行動のアシストになると考えてトレーニングセッションを企画するのも行動しやすくするために効果的だと考えてのこと。
まず行動!そこから過程を確認して修正して進む。PDCAのDoを強調してIMチャレンジを通じて自分の中に行動の仕組みを構築。それを皆様の参考となれるように研鑽を重ねてまいります!
また日々のトレーニングに関しての進捗などはSNSにも発信していきますので良ければフォローしてくださいね!