2021年2月14日日曜日

元メーカー社員によるGARMIN Edge830のご紹介

 サイクルコンピューターのリーディングブランドGARMIN。
お使いの方も多いかと思いますが、520や820など前世代モデルをご使用の方は、バッテリーのヘタリなどが気になるタイミングではないでしょうか。
今回は、現行世代(30シリーズ)で一番バランスの良いEdge830を、元GARMIN社出身の小林よりご紹介します。

Edge830のおススメポイント

① ナビゲーション機能

530も地図データこそ収録されていますが、サイコン上で目的地の検索ができないなど制約があり、ガーミンらしいナビゲーション機能をフルに発揮してくれるのが830からです。
正規日本版製品では、道路や登山地図で有名な「昭文社」さんの地図データを採用することで、サードパーティ製データを凌ぐ情報量を誇り、これだけでも正規品を買う価値があるかと思います。すべてがヒットするわけではないですが、電話番号や建物名を直接入力して設定できるところもメリットです。
また、今までは上位のEdge1030以外は地図データ更新が行えなかったのですが、今年からガーミンさんより地図データオンライン更新サービスが発売され、気軽に情報を更新できるようになりました。
ナビにスマホアプリを使うという方も多いかと思いますが、バッテリーを消費しますし、予備のモバイルバッテリーもライド時には荷物になりますので、データ取得+ナビが可能という点でも便利です。




②ハードウェア性能

830/530世代から、ハードの性能が劇的によくなっています。
まず、「高速CPU」を採用したことで処理や操作に対する反応が劇的に早くなり、830の特徴でもあるタッチパネルとの相乗効果で、快適な操作性に繋がっています。
走行中に画面を切り替えたり、地図のスクロール操作や入力の際もストレスはほぼ感じないかと思います。
また、稼働時間はスペック上20で20時間。数字上でも通常使用には全く問題がないどころか余裕すら感じられますが、使い方によりスペック以もつのでは?といった声もちらほら。
実はこれ、内蔵しているGPSチップの性能によるところが大きく、このEdgex30世代やForeAthrete945などは新世代のチップを搭載することで、GPS受信における省電力化を実現しています。

③トレーニング関連機能

FTP自動計測やVo2Max推定など既存のパフォーマンス測定機能はもちろん、行ったトレーニングに対しての評価機能や、標高や気温に対する適応状態評価、トレーニング中に摂取した水分、カロリーをインプットしてデータとして記録できる機能も搭載。すべてのデータをガーミンコネクトで確認できるようになっています。
特に標高や気温への適応は、今まで熟練のライダーでも感覚的要素が大きかったかと思いますので、それを数値化できるのは便利ですね。



④スタッフチョイス ちょっと便利な機能

休憩の際など、ちょっとバイクをとめたいというときに便利なのが「バイクアラーム」。
本体上でセットすると、バイクに振動などがあった場合大音量でアラートが鳴り、ペアリングしているスマートフォンにも通知してくれます。
コンビニなど、短時間短距離で駐輪する場合はとても便利に感じます。
鍵との併用で盗難対策はばっちりですね!





いかがでしたでしょうか。
ざっと紹介してきましたが、正直書ききれないくらい多彩な機能がありますので、ご検討されている方はぜひお問い合わせください。
各機能とも詳細にご説明させていただきます!
また、ほかのモデルでも、使用方法などお困りのことがありましたらお気軽にお問い合わせください。