今回はRallyで計測できる各種データについて紹介していきます。
RallyではVector3と同じく、基本的なパワー(watt)の他にペダリングデータを計測できます。
Edge画面にて
①パワーフェーズ
ペダリング円360°に対し、トルクのかかっているゾーンを表示しています。
薄い水色部分がパワーフェーズ。そのうち50%のトルクが発生しているゾーンは濃い青色パワーフェーズピークとして表示されます。
この円グラフを数字で表示しているのが③の部分になります。
②プラットフォームセンターオフセット
長くて覚えづらいですね(笑
こちらは、ペダル面に対し、踏力(踏む力)がどのようにかかっているかを示しています。
ペダルセンター(0)に対して、内側(バイク側)は-、外側は+となります。
このようにサイクルコンピューター上でペダリングを把握できるので、ペース走などの最中はペダリングが乱れていないか時たまチェックするといいですね。
インドアトレーニングなどの際は、踏み込みがちなペダリングにならないか(パワーフェーズの始点が遅れないか)をきちんと見るように気を付けています。
Edgeの画面はあくまで瞬間的な数字となりますが、トレーニング全体の傾向値はガーミンコネクトにてチェック。
さて。
一重にパワーフェーズやプラットフォームセンターオフセット、左右バランスなどのペダリングデータといっても、それをどのように解釈してトレーニングしていくかというのが一番難しく、気になるところですよね。
そんな疑問をCyclowired様にてTK竹谷賢二が詳しくご紹介しております。
こうしたデータはしっかりと記録、蓄積していくことでレースの振り返りはもちろん、ペダリング乱れによる怪我や痛みの防止にもつながります。
Rallyを活用して、美しくカッコいいペダリングを目指していきましょう!