小林です!
ガーミンからついに話題のトレーニンググッズが発表されましたね。
その名も「Rally」!
前作Vector3から大胆にネーミングチェンジ、イメージ刷新しての登場となりました。
今回Rallyにおける目玉はなんといっても、シマノSPD-SL対応のモデルがあること。
日本におけるビンディングペダルシェアは一部ではシマノが7割、8割とも言われるだけあり、待ち望んでいたライダーの皆様も多数いらっしゃるのではないでしょうか。
シマノクリートユーザーには、クリートの変更なしに導入できるのが大きく背中を押してくれますね!
バイクを複数台所有されていたり、TT/ロードで共用したいなど、付け替えが容易なところもペダル型パワーメーターの大きなメリットです。
さて、今回は2回に分けてRallyのご紹介です。
まず前半では前作Vector3からアップデートされたポイントについてみていきましょう。
まずは基本スペック。
こちらは前作Vector3と完全に同じ。
スタックハイトやQファクター、稼働時間も変わっていません。
ラインナップは4種。
RS200(SPD-SL、両側計測) \140,800
RK200(keo、両側計測)
RS100(SPD-SL、片側計測) \86,900
RK100(keo、片側計測)
Vector3と同価格なのも嬉しいですね。
そんな中、大きく変わったのは内部構造。
①ペダル側のスレッド(ねじ山)がメタルに。(Vector3はボディと同じ樹脂スレッドで、スレッド舐め等のリスクが高かった)
②ボディ側、バッテリーカバー側の端子を4点タイプに変更することで、内部でのコイン電池の摩擦によるトラブルを防止。(Vector3ではこの摩擦"フレッチング"により、パワー値のスパイクといったトラブルがあり、これはメーカーも公表していましたね)
上記により、計測の安定性が大幅に高まっています。
(メーカー勤務時代は1年ほどテストライダーを務めていましたので、
動作に関しても身をもって実証しております!)
参考までに初期のvector3の画像。
※部品改良により、現在こちらは流通していません。
端子とスレッド部分が全く異なりますね。
Vector3でも最新の部品ではRallyと同形状の端子となっていました。
改良で最終的に安定したという声も多かったですね。
そしてそして、メーカーサイトを見ていましたら、対応電池にCR1/3nが。
CR1/3n?という方も多いですよね。
Vector3でも裏技的に情報はありましたが、こんな電池があります。
ちょうどCR44/SR44を2個繋げたサイズ。
電池が1つになることで、電池同士での摩擦が発生しなくなりより安定感が高まるようです。
(こちらの電池も実際にテストしまして、トラブルフリーを確認済みです)
一般の電気店などでは見かけないですが、Amazonで入手できますので、気になる方はAmazonにてCR1/3nと検索してみてください。
以上、スペックに変わりはないものの、より安定性が高まりクリートの利便性も追及されたRally。
情報によると、今回のRallyではペダルボディのみをサポートパーツとして購入できるようになり、万が一ペダルが破損してもボディのみの交換ができるとのこと。
ペダルボディは1個(片側)につき\12,000税別。
サポート体制も充実してきていますね。
EL店頭にはシマノモデルのRS200/RS100各1台ずつ入荷しております。
※発売は4/1からとなります
初回限定で弊社代表TKこと竹谷賢二によるパワートレーニング教本が付属(!)
狙っていた方はぜひお早めにお問い合わせくださいませ^^
使用感などのご相談もお気軽にどうぞ!!
次回はペダリング分析機能「サイクリングダイナミクス」など、
実際使用していく中でのデータ的な部分についてご紹介予定です。